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FUELFESTのショーカーエリアに潜入!
2000台のカスタムカーと、3万人を飲み込んだ富士スピードウェイは、グラチャン全盛期を彷彿とさせる異常な盛り上がりに包まれた。FUELFEST JAPAN。このアメリカ生まれのカーフェスは、昨年開催された第一回目にして日本のカスタムカルチャーを掌握したのである。今回は満を持して2023年8月11日に開催された第2回目の舞台に集結したチューンドマシン達を紹介していく。
日産 スカイラインGT-R
フロントから見るとBNR34…だが、ベースとなっているのはBNR32。それもリヤはヴェイルサイドのコンバット仕様という拘り満点のエクステリアだ。R32にR34フェイスをスワップするキットはビーレーシングが販売しているが、この車両は純正パーツを加工装着していると思われる。
日産 フェアレディZ
「早くも逆輸入車のRZ34がカスタムベースに!?」と注目を集めていたこのZ。その正体は、US仕様の350Z(Z33)をベースにしたフルカスタム仕様だというから恐れ入る。
前後バンパーはFRPを駆使した完全ワンオフメイド。そして強烈なワイドボディもメタルワークを駆使して理想のフォルムを具現化…と、オンリーワンを追求するための苦労は厭わない。
極太のInfinitewerks製ホイール“BR”を超引っ張りタイヤで収めつつ、KAZ-SUSのエアサスを用いた着地スタイルを構築している。
ポルシェ 911
930型をベースにした俗にいうナロールック仕上げのポルシェ911。ダッシュボードにはポルシェのカスタムシーンにおいて世界的な知名度を誇るRWB中井氏のサインが。一方、テールには90年代後半の湾岸最高速シーンで名を馳せたチューニングショップ”MOVE(ムーブ)”のステッカーも貼られ、輸入車でありながら、どこかJDMらしさも漂わせる独特な雰囲気を放っていた。
PHOTO:土屋勇人
Part.4へ続く