「アルトワークスは熱対策に拘れ!」スポーツ走行に完全対応するKCテクニカ流クーリング強化術

200馬力超えの過激マシンにも対応するクーリングパーツ!

現在、チューニングベースとして軽自動車マーケットの主軸となっているHA36系アルト。そんな格好のベース車両に向けて、多彩なクーリングパーツを展開しているのが名門“KCテクニカ”だ。それぞれの製品をチェックしていこう。

オイルクーラーキット

オイルクーラーキット:7万6780円

36系アルトは、水温よりも油温の上昇が顕著で、冷却系パーツを交換するならオイルクーラーが最優先。KCテクニカの製品は、ラジエーターの性能を損なわずにオイル上昇を抑えられるセトラブ製のコアを選択。オイルを取り出す専用ブロックが、スペースを確保しやすいコンパクト設計となっているのもポイントだ。

オイルクーラー内蔵設置型アルミラジエター

オイルクーラー内蔵設置型アルミラジエタ―:17万3800円

総合的にクーリング性能を引き上げたいオーナーには、オイルクーラーとラジエターがドッキングした画期的な『オイルクーラー内蔵設置型アルミラジエター』がお勧め。

ラジエーターは超軽量なアルミワイド2層式で、純正品を大きく上回る容量を確保。オイルクーラーは5段式のコンパクトサイズながら、130㎰仕様のデモカーによるサーキット連続走行でも油温は全く問題ないほどの性能を誇る。

大容量インタークーラー

大容量インタークーラー:13万5300円~15万1800円

ターボチューンに欠かせない大容量インタークーラーも開発済みだ。インタークーラーは取り付けコストとビジュアルを考慮した純正置き換えタイプとしつつ、コアサイズは純正に対して2.5倍を確保している。

インタークーラーに含まれる専用ダクトは、赤/黒の結晶塗装、カーボン、未塗装(アルミ素地)の4種類から選択可能だ。

ラジエターホース

強化ラジエーターホース:2万1450円

7~8年が経過すると経年劣化でゴムの弾性が失われ、水漏れが発生しやすくなるラジエターホースも強化品を用意。ホースは耐圧性&耐熱性に優れるシリコン&ファイバーの3層構造とし、過酷な状況下であってもホースの膨張を最小限に抑える。カラーはレッドのみの展開となる。

ローテンプサーモスタット

ローテンプサーモスタット:9350円

R06Aエンジンが、最も効率良くパワーを発揮できる水温域を維持すべく開発されたローテンプサーモスタット。開弁温度は純正よりも約15度低い65度の設定。スポーツ走行を楽しむチューニングカーには欠かせないパーツだ。

冷却系のリフレッシュ&チューニングは、愛車を長く乗るために重要な要素だ。定期的な油脂類、水回りの交換などと合わせてアップデートを図っていくことが得策と言えるだろう。

●取材協力:KCテクニカ 京都府宇治市槇島町目川6 TEL:0774-28-5075

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【関連リンク】
KCテクニカ
https://www.kc-technica.com/

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