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あらゆるステージで速いスイスポを目指す!
パフォーマンスとスタイリングを両立
スイスポチューンのスペシャリストとして名を馳せる“アールズ”。ZC33Sはすでにトータルチューニングが可能なほどのパーツラインナップを誇り、あらゆるステージに対応するスペックを実現できるほどだ。
そんなアールズのデモカーには、高負荷高回転までゆとりある風量を確保したハイフロータイプの三菱重工製オリジナルハイパワータービンを投入し、ブースト圧1.4キロの設定で210psを発揮。これにより、パワーウェイトレシオは4.6kg/psをマークしている。
他に先駆けて解析を終えたECUは、ハイフロータービンのリリースなどに合わせてさらにバージョンアップ。より快適かつ走りを楽しめるスイスポを目指した最新データを作り上げている。
エキゾースト環境は、レーシングフロントパイプとハイパフォーマンスマフラーで武装。どちらもコンパクトターボらしいパンチ力を強調するアールズ渾身のパーツだ。
一方のサスペンションは、オリジナル車高調のセッティングを見直して路面追従性能をさらにアップ。クスコ製のLSDとの相性も良く、的確に路面へとパワー伝達をサポートする。
エクステリアもアールズのRRPハイパフォーマンスエアロシステムでフル武装。中でも特に人気だというのがアグレッシブなデザインが特徴のリヤウイング。高速域やブレーキング時にリヤの挙動を安定させてくれる高機能パーツだ。
一方のインテリアは、センターコンソール内に3連メーター(A/F、油温、油圧)を美しく設置。高回転まで多用するため、オイル関連の数値はきっちりとモニタリングしている。
インテリアの小物グッズとして注目したいのがオリジナルのフロアマット。裏面が粘着フェルト生地のため滑り防止も完璧で、スポーツ走行をアシストしてくれる。
『走る、曲がる、止まる』という、クルマとしての基本性能を無駄のないアプローチで高め上げたアールズのZC33S。スポーツ走行を楽しみたい、ステップアップを目指すユーザーにとっては見本のような仕様だろう。
●取材協力:アールズ TEL:053-431-6303
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