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ハイクオリティカーボンでRZ34をブラッシュアップ!
プレミアムスポーツとしての風格アップ!
RSWはカーボン製のインテリアパーツに特化したメーカーというイメージが強いが、近年ではその高い成形技術を生かしたエクステリアパーツの開発にも注力している。その最新作となるのが、ここで紹介するRZ34用だ。早速、細部をチェックしていこう。
フロントアンダースポイラー(15万1800円〜18万4800円)は、センター部にアグレッシブなダクトを設置しつつ両サイドに翼端板を与えることで、ボトム部の大幅なボリュームアップを達成。センター開口部にアクセントを与えるフロントバンパーガーニッシュ(3万6080円)も用意されている。
ディフューザー形状のサイドアンダースポイラー(18万4800円〜22万8800円)は、フラットボトムの後方を翼端板形状とすることで全体のスピード感とローフォルムを強調していくもの。純正サイドスポイラーの立体的造形を際立たせるサイドスポイラーガーニッシュ(7万6560円)との同時装着で精悍さも倍増する。
単調になりやすいサイドセクションのアクセントとなるセンターピラーパネルも開発。エクステリアカスタムのファーストアプローチにも打ってつけだ。
ダックテールウイングもオリジナル。流線的フォルムに鋭角に跳ね上げた形状はRZ34にドンピシャでハマる。大きな面でリヤセクションの存在感が強いガーニッシュをカーボンで飾るリヤガーニッシュは、リヤビューのインパクトの打ち出しに効果抜群だ。
イベント参加時に活躍するドライカーボンのライセンスプレート(前後用各1万10000円)も設定。書体指定なしなら1文字2000円で最大4文字までマシニングによる浮き文字仕上げがオーダー可能。完全オリジナルのデザインについては要問い合わせ。
もちろん、インテリアのカーボンパネルもラインナップに抜かりなしだ。エアロパーツに関してはブラックカーボンのみとなるが、ガーニッシュやインテリアパネル類は綾織シルバーカーボンを含めた計3タイプから選択できるようになっている。
なお、これらは両面テープでパネルに貼り付けてカーボンの質感を楽しむアイテム群なのだが、驚かされるのはパネルごとカーボンパーツへと交換したかのような極上のフィッティング。段付きや浮き上がりなど、貼りモノ系カスタムにありがちな後付け感が一切なく、美しいカーボン目を存分に堪能することができるのである。
「一般的なカーボンパーツは凹型にカーボンを手作業で貼り込んでいくH.L.C.F工法が採用されているのですが、それだと製品の個体差や裏面の凹凸が避けられずフィッティングも悪くなります。そこで、RSWのカーボンパーツは凹型と凸型でカーボンをプレス成形するP.L.C.F工法とし、0.1mm単位での厚み管理や裏面の凹凸解消を実現しました。RZ34用も自信作ですよ」とは、開発・製造からデザイナーまで一手に手がける田中強平さん。
RZ34で新たに用意されたドアライニングパネルは、ドアクローズ時に見える範囲のみカバーリングするローコストなセミカバー仕様と、ドアオープン時に見える部分までカーボンで飾るフルカバー仕様の2タイプをラインナップする。
価格は上記リストの通りだが、クオリティを考えればバーゲンプライス以外の何者でもないだろう。
ちなみに、エクステリアのカーボンパーツには、今後フロントアンダーリップやダクト付きドライカーボンボンネット、リヤウイングなどが続々と追加されていく予定とのこと。愛車のプレミアム感を高めたいオーナーは、RSWの動向に注目していただきたい。
●問い合わせ:アールエスダブリュー TEL:0721-93-1560
【関連リンク】
RSW
https://www.rsw.ne.jp/