目次
目指したのはフェンダー無加工での限界サイズ!
GR86&BRZにジャストフィットのボア径を採用
センターパートから放射状に美しく伸びる12本のスリムスポーク。そしてスポークをぐるりと結ぶブレースリンク。1998年にデビューしてモータースポーツやチューニングシーンを支えてきたエンケイNT03の第4世代モデルが「NT03RR」だ。
そして今回クローズアップするのは、そこからスピンアウトしたGR86&BRZ専用モデルの「NT03RRタイプSS」となる。もちろんNT03RRにもGR86&BRZにマッチング可能なサイズは設定されているが、タイプSS(=スペシャルステージ)では“9.0Jプラス48×18インチ”を設定したことに注目したい。
「GR86&BRZのチューニングに取り組む上でネックになったのが、リヤフェンダーの干渉問題です。“フェンダー無加工で履ける最大サイズがないか”と思案していたところ、セットアップの監修をお願いしている木下みつひろ選手がエンケイさんに話を持ちかけてくれて、タイプSSが誕生しました」と語るのはチューニングショップ“RG-O”代表の大住さんだ。
オリジナルのNT03RRと同様に、鋳造ホイールでありながら軽量高剛性を叶えるMAT-DURAIIフローフォーミング製法を採用。
GR86&BRZに特化したタイプSSはジャストサイズとなる56Φにボア径を設定。ハブリングを使わすとも高速領域で優れたダイナミックバランスを確保できる。
NT03RRはハイパーシルバー&マットダークガンメタリックの2色展開となるが、タイプSSはコンペティションイメージを高めるべくホワイトを加えた3色で展開予定。ホワイトを選べば、より一層タイプSSらしいスペシャリティさを堪能することができる。GR86&BRZはオーナーであれば見逃せない存在といって間違いないだろう。
製品仕様
ENKEI Racing Evolution
18インチ(9.0J+48):7万950円
●問い合わせ:エンケイ TEL:053-522-5245
【関連リンク】
エンケイ
http://www.enkei.co.jp