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2.2Lフルタービン仕様で350馬力を発揮するSG5フォレスター
脱定番AT快速ストリートスペック!
SUV然とした外観だが、実はGDBインプレッサとほぼ同じシャシーを持つSG5型フォレスター。そんなフォレスターをベースに、スバル車チューンの老舗”カーステーションマルシェ“が排気量アップ&タービン交換で350ps&45kgm仕様に仕上げたのがこのマシンだ。
エンジンは、純正+αのサイズでレスポンスに優れるGT2530kaiタービン(現在は廃盤)を、2.2Lまで排気量アップしたEJユニットにドッキング。低回転域から鋭く過給が立ち上がる特性に仕上げた。
吸気はHKSのレーシングサクションが組まれているが、ラジエターを抜けた熱気をダイレクトに吸い込むのを防ぐために、専用のエアクリボックスをセットしている。
インタークーラーはサイズがひと回り大きいというSG9純正を流用。2.5L用というだけにクーリング性能は十分だ。重要なECUセッティングはECU-TEKによってプログラムを構築している。
ミッションはもちろんAT仕様のままだが、トルコンが根を上げて滑り出さないように空冷式のATFクーラーを追加するなどキッチリと対策済みだ。
シルバーのボディカラーに映えるブルーの美しいホイールは、グラムライツ57C6(8.5J×18+45) 。タイヤにはアドバンネオバD08Rをセットする。サスペンションはHKSハイパーマックスダンパーを導入している。
「人や荷物を満載できるし意外なほどによく走る。まさに狙い目の脱定番車です。中古車プライスも手頃ですから、スポーティで楽しいSUVに乗りたい人には最適な選択だと思いますね」とはマルシェ石田さん。
広大なカーゴスペースには山ほど荷物が積めて、GDBのチューニングを応用できるためパワーアップも容易。そして、石田さんの言う通り中古相場も安価だ。SG5フォレスターは、注目すべきベース車の1台なのかもしれない。
SPECIFICATIONS
HKS 2.2Lキット、GT2530Kaiタービン、エキマニ、フロントパイプ、EVC/SG9純正インタークーラー流用/ATFクーラー/ゼロスポーツ マフラー/ECU-TEK/550ccインジェクター/大容量燃料ポンプ/HKSハイパーマックス車高調/エンドレス キャリパーシステム(F:6ポット R:4ポット)/大径ローター(F:326mm R:328mm)/グラムライツ57C6(8.5J×18+45) アドバンネオバD08R
●取材協力:カーステーションマルシェ 群馬県前橋市亀里町1224 TEL:0247-265-6789
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