「あらゆるユーザーニーズに対応する九州地区の隠れた名店」アタック-R266【SPECIAL SHOP】

レース経験で培った豊富なノウハウが魅力!

旧車を長く安心して楽しむためのスペシャルショップ

熊本市西区、JR上熊本駅からクルマで3分ほどの場所に店舗を構える“アタック-R266”。通り沿いに看板らしきものは見当たらないが、所狭しと並んだ旧車たちが絶好の目印となっている。

同店の代表を務めるのは、MINEサーキットのツーリングカーレースをはじめ、60戦以上の正式順位認定レースに参戦した経験を持つ粟田さん。度々シリーズチャンピオンにも輝くなど、ドライバーとしてのスキルも一級だ。

その豊富な経験と実績から、現役を退いた後もオートポリスで行われるスーパーGTやスーパーフォーミュラなどでマーシャルカー&セーフティカーのドライバーを担当。地元ショップと共同で企画する走行会も定期的に開催するなど、裏方としてモータースポーツの振興にも一役買っている。

レーシングカーの製作現場において、長年培われてきた耐久性や信頼性がありストレスなく「走る、曲がる、止まる」という基本性能への拘りは、クルマ作りにおける大きなテーマ。主力は80~90年代のスポーツモデルとなる。

こちらのDR30スカイラインRSは、オーテックジャパンが設立される以前に桜井眞一郎氏が監修した貴重な一台。単色レッドのボディカラーや桜井氏の刺繍入りシート表皮など、独特の仕様が目を引く。基本はストック状態を保ちつつ、オリジナルECU&eマネージによるファインチューンが施される。

このGT-RはN1レース参戦のデータを基に、主に冷却系や吸排気、精密バルタイ、現車合わせのECUにて約400psを発揮。パワーだけでなく、マージンと耐久性を両立させた手法は、まさに熟練のレース屋の技と言える。

日産車が多い中、トヨタ車の姿もチラホラ。自社の積載車も完備している他、アフターメンテナンスや車両買取りなども得意分野。また、高性能オイル“ニューテック”の特約店も務めている。

「オーナー様、一人一人の使用環境に合わせたクルマ作りをご提案しています。旧車についてはジックリ時間をかけて整備し、テストした上でお渡ししています」とは、アタックR266の粟田さん。

もちろん、モディファイ&チューニング作業だけでなく、ベース車探しからのオファーもOK。昨今はネオクラシックカーブームの影響もあり、状態の良い車両が減少傾向となっているだけに、納得の一台を手に入れるなら早めの問い合わせがお勧めだ。

●問い合わせ:アタック-R266 ATCワークスプロジェクト 熊本県熊本市西区池田1-5-31 TEL:096-322-7588

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