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風間オートサービス走行会に潜入取材
かつての定番ドリ車ベースと言えばシルビアだったが、その通説を変える勢いで増殖中なのが86&BRZだ。今回はカザマオートサービス協力のもと、ドリフト走行会に参加している86&BRZオーナーのマシンをチェック。どうやってドリフト仕様に仕上げているのか? オーナーの拘りなどを聞いた。
足回りチューンとボディ補強に技アリ!
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オーナーの“いいつか”さんは、元々PS13シルビアやHCR32スカイラインでドリフトを楽しんでいたという人物。一時は、CP9Aランエボでサーキットでのタイムアタックにハマっていた時期もあったそうだが、やはりクルマを自在に操る感覚が忘れられずZN6を新車で購入。トラストのターボキットを装着した上で、カザマオートのショートナックルで切れ角をアップさせてドリフト仕様に仕上げている。
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エンジン本体はノーマルのまま、トラストのT518Zボルトオンターボキットを装着。ブースト圧0.4~0.5キロで約250psを発生させている。F86&BRZは、NAのままだと深いドリフトアングルの維持が難しいが、ターボ化でグッとドリフトしやすくなるとのこと。
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足回りはフロントにクスコのコンプS車高調、リヤにDG-5の車高調を組み合わせて使用。また、ショートナックルの導入に合わせてカザマオートのアングルスタビを導入しているのもポイントで、これによりカウンターステア時の引っ掛かりをシャットアウトしているのだ。
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タイヤはフロントにハイグリップのフェデラルSS595、リヤに耐久性が高いケンダ・カイザーをセレクト(FR215/45−17)、ホイールはグラムライツ57トランセンド(FR7.5J+25)だ。
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トラクション性能を高めるために、トランクルームやバンパー内部に強固なブレースバーを装着。かなり効果が高いチューニングとのこと。
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お気に入りは、OBD端子から様々なデータを取り出して表示できるハルテック製のiC-7 OBD-II カラーディスプレーダッシュ。純正メーター部に設置しているため、燃料計や警告灯を確認できるようバックモニターをハルテック本体の裏に装着し、左上のモニターに表示している。
先代モデルZN6からの乗り換えでドリフト仕様を構築!
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GRX130型マークX→Z34型フェアレディZ→ZN6型86→ZN8型GR86…と、FR車ばかりを乗り継いでいる平野さん。
先代モデルから現行型に乗り替えた理由については、「ZN6はトルクが細くてドリフトしにくかった」というのが最大の理由。ボルトオンターボ化する手もあったが、ZN8のスタイリングが想像以上に良かったため思い切って新車購入。一部のパーツを移植し、ZN8でドリフトを楽しんでいるそうだ。
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先代のFA20から400ccの排気量アップを果たしたFA24の戦闘力は驚くレベルで、エンジョイドリフト程度ならノーマルのままでも全く問題なし。排気系にTRDのマフラーを装着しているくらいだ。
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足回りはDG-5車高調を軸にセットアップ。街乗りでも支障のない範囲で車高を落とし、ドリフトに必要な荷重移動がしやすいセッティングにしている。
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切れ角アップに必要なショートナックルは、D1GPドライバー藤野選手がプロデュースするウィステリアの製品をチョイス。アッカーマンアングルの設定で絶妙で、深いアングルのドリフトをキープできるようになったそうだ。
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室内はノーマル然とした仕上がり。ドライバーズシートは、ドリフト中のホールド性を確保するためにブリッドのジーグIVに交換。サイドブレーキを多用するため、スピンターンノブも導入している。
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平野さんのお気に入りは、カザマオート製のカーボンボンネット。予期せぬ雹害によって、純正ボンネットがボコボコになってしまったのが交換のキッカケとのことだ。
Part.2に続く
●取材協力:カザマオートサービス TEL:048-745-2026
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カザマオートサービス
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