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2ローターの限界に挑む老舗の野心作
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13Bロータリーチューンの集大成!
デビューから早30年、生産が終了して18年を経過したRX-7。すでに“旧車”と呼んでもおかしくないモデルだが、存在感はまだまだ第一線にあり人気も衰えを見せない。その魅力に取り憑かれたチューナーやファンは多く、チューニングが円熟期に達した今もなお進化を続けている。
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ここで紹介するのは、積極的にREチューンの可能性を追求している“RSパンテーラ”の佐藤代表が、究極のスペックを求めてチャレンジした13Bツインターボ仕様だ。
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心臓部は、ハウジングの各ポート径がFD3S用よりも大きいユーノスコスモ用の13B-REWを採用。そこにRSパンテーラ独自のブリッジポート加工を実施し、吸気量を大幅に引き上げている。
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ワンオフEXマニを介して装着されたタービンは大型のGTX3076R Gen2だ。ツインターボ仕様の発端となったのは、RSパンテーラが歴代作り上げてきた13Bチューンの中で、GT3037ツインのドラッグ仕様が最もフィーリングが良かったという経験から。再びツインターボにチャレンジするにあたって、サイズ的にも同等で設計も新しいGTXをチョイスしたそうだ。
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エンジンマネージメントはHKSのF-CON Vプロ(3.4)が担当。最高出力は最大ブースト圧1.3キロ時に650ps/70kgmと、13Bエンジンでは限界に近いパワーを発生させている。
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インタークーラー&ラジエターはHKSのVシステムを採用するが、開口部には整流効果も求めたVマウントカバーをオリジナルエアロeffectに合わせ製作。こうした細かい部分の処理がマシンの完成度を高めるわけだ。
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一方のエクステリアは、RSパンテーラのオリジナルエアロにGTウイングをプラス。リヤゲートやダックテールなど各部に軽量なカーボンパーツも投入する。
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ボディワークも徹底されており、クスコのロールケージをガゼットプレートにてシャーシに接続。フロアにはFRPを貼り、高出力化に合わせた剛性アップ術を敢行している。
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このマシンはRSパンテーラがホームステージとする富士スピードウェイでの走行を楽しむことを主軸としているが、あくまでも立ち位置は“いつでも乗れるストリートチューンの究極系”。そのため、エアコンやオーディオ等の快適装備は撤去されていない。
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前述の通り、生産終了から長い時間を経過したRX-7だけに、修理や保存を目的とした作業依頼が多くなっている昨今ではあるが、RSパンテーラの想いは走り屋のためのチューニングショップであり続けること。
“走ってナンボ”というお客さんに対しては、常にワクワクとできる最新のチューニングを提供すべく機能向上チューニングの道を追求し続けているのだ。
●問い合わせ:RSパンテーラ 静岡県富士宮市北山5220-2 TEL:0544-58-4837
【関連リンク】
RSパンテーラ
http://www.rspantera.com