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ロードスターファンが幸田サーキットに集結!
ミーティングのみならず多彩なコンテンツが充実
雲ひとつない晴天に恵まれた2023年12月9日、ロードスターファン向けのミーティングイベント「ROADSTERいいがやミーティング2nd」が愛知県の幸田サーキットで開催された。
愛知県のみならず、遠く関東や関西からの遠征組も含めて150台弱もの新旧ロードスターが集結し、オーナー同士が交流を楽しんだのだ。
このイベントのユニークなところは、サーキットでの開催でありながら、いわゆる走行会イベントではないという点。サーキット走行はパレードランのみで、初めてサーキットを訪れたという参加者も多く大好評であった。
この他、スターティンググリッド上にクルマを並べて思い思いに写真を撮る「撮影タイム(5分間)」も実施。オーナーが愛車の横に立ち、その様をカメラマンが撮影するサービスも行われた。
イベントの主催は、愛知県刈谷市に拠点を置く“株式会社プロト”。ロードスターを始め、様々な自動車用&オートバイ用のパーツを開発・販売している会社だ。
イベント名に”2nd”が付いているのでお分かりかと思うが、今回は2回目の開催。第1回は2023年夏にプロト社の駐車場を利用して行われたのだが、駐車場スペースの制約によって60台程度までに限定せざるを得ず、参加できなかったユーザー達からの要望に応える形で今回の開催となった。
イベント名にある「いいがや」は愛知県の方言で「いいね」を意味し、プロト社の所在地:刈谷市井ヶ谷町(いがやちょう)にからめて命名されたもの。イベントの発起人はプロト社員の山本さんで、自らもNA型を所有するロードスターファンだ。
画像はこのイベントの発起人でもあり、実行委員長のプロト輸入商品課ヒデキさん。「このイベントは20代を中心に企画・運営しているので、若い方やエントリーユーザーの方にどんどん参加していただきたいです」と語ってくれた。
イベント当日はプロトブースを設けて、ND型ロードスター向けに開発された新作ペダルを展示。こちらは2024年リリースを目指して最終調整中とのことだ。
その他、ブース出展としてブレンボジャパン、新海自動車工房、平出自動車板金、株式会社エムリット、有限会社ロゼなどが出展し、ユーザーから注目を集めていた。
ミーティング参加車両も、非常にハイレベル。車種不明感満載なこのNA型ロードスターは、アメリカのシンプソンデザイン製ボディキットを装着した吉田さんの愛車。当時のディーラーオプションだった、ワイヤーホイールもインパクト抜群だ。助手席に設置されたラリーウォッチは飾りではなく、実際に機能するというから驚き。
正統派のサーキット仕様に仕上げられたND型ロードスターは、鬼氣(おにき)さんのNR-A。オーデュラ製のハイマウントウィングがチャームポイントだ。ホイールはグラムライツの57DR(8.0J+28×15インチ)で、ブラウンカラーはウェブショップ“カーパーツ倉庫”のオリジナルカラーとのこと。
日産フィガロ好きが高じて、同じカラーリングに全塗装したと語る鱸さん。ルーフの色を白にするべくビキニトップを選択するなど、拘り満点だ。足元はSSRのSP5R(7.0J+32×16インチ)にミシュランパイロットスポーツ4を組み合わせる。トランクキャリアはDIYとのことで、吸盤にはプロトが展開するシーサッカーが使用されていた。
大盛況のうちに幕を閉じたロードスターいいがやミーティングだが、今後も年に一回のペースで開催予定とのこと。パーツ開発を含め、ロードスターファンはプロトの動向に注目だ。
●問い合わせ:プロト TEL:0566-36-0456
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プロト ロードスターいいがやミーティング
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