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弱点はステアリング＆フロント周り!?
プロが語るハチロクの壊れやすいポイントとは
創業35年以上という歴史を誇る愛知県のAE86専門店“ノビーブース”。マシントラブル＆オーナーの疑問解決といったメンテナンス方面に力を入れつつ、純正部品やショートパーツも大量にストックし、どんな要望にも応えられる体制を整えた。今回はそんな同店の田中社長に、AE86の壊れやすいポイントについてレクチャーをお願いした。
「生産から40年以上が経過しているだけでなく、人気車種のため過走行の個体も多いのがハチロク。さらにドリフトに使用されていたような個体を中心にトラブルが多いのが、フロントの操作系を始めとした足回りなんです」とはノビーブース代表の田中代表。
そこで、まず確認したいのがフロントタイヤのガタ。この時に縦方向のガタであればハブ周り、横方向のガタであればステアリングラック周りなどと消耗パーツに気を付けたい。
ハブベアリングを交換してもガタが改善しないケースでは、ハブに圧入されている「インナーレース」が動いてしまっていることもあるという。さらに、ハブ自体が摩耗してカラーが動いている可能性も。このような場合は、ハブを丸ごと交換する必要があるが、ノビーブースでは常にハブ周りのパーツストックしているので即交換が可能だ。
続いてステアリング周辺。ステアリングの重さにバラつきがある時は、タイロッドのボールジョイントが損耗していたり、ステアリングヨーク部分の固着や摩耗などを疑うべし。この辺も一度点検すべきポイントだ。
左側のステアリングラックブーツはエキマニの熱に晒されるため、右側のラックに比べて劣化が進行しやすい。左右同時に寿命が来るとは限らないので、定期的なチェックが必要だ。
サスペンションパーツ以外にも、純正ECUを始め、多彩なAE86パーツをストックしているのがノビーブースの強み。あらゆるトラブルに対応できる技術力の合わせ技によって、オーナーの駆け込み寺としても信頼を獲得しているわけだ。
●問い合わせ：ノビーブース 愛知県安城市錦町3-1 TEL：0566-75-4933
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ノビーブース
https://nobybooth.net