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2024年の目玉コラボは86脚限定のMFゴーストモデル!
レーシングミク仕様は受注期間限定でプレミア化必至!
レーシングドライバーはもちろんのこと、ユーザーから寄せられる意見や要望も製品開発へ積極反映し、スポーツシートの革新に取り組んできた“ブリッド”。モータースポーツを源流とする実直なモノ作りに加え、質感や使い勝手など多様化するユーザーニーズを満たすチャレンジ精神から生み出されたラインナップは多岐に渡り、シーンや車種を問わずに広く愛用されている。
さて、開催が目前に迫った東京オートサロン2024のブリッドブースは、驚くことに車両展示も物販もなし。ユーザーが気になるシートの座り心地やホールド感を確かめてもらえるように、試座に特化した展開を予定しているようだ。
そんなブリッドが、東京オートサロン2024に展示予定のモデルを見ていく。まず紹介するのは、優れた乗降性とスタイリッシュさが魅力の最新エルゴノミクスシート「エルゴスター」だ。
室内が狭い車種に向けたショルダー設計で優れた乗降性も確保したシートとして思い浮かぶのは、エルゴノミクスデザインで腰椎への負担を軽減する『ストリームス』だ。ただ、スポーツカーのインテリアに映えるシートを求めると、レーシングハーネスのベルトホールを備えてエッジの効いたショルダー形状が外せない。そこで開発されたのがこのエルゴスターだ。
レーシングハーネスを通すためのベルトホールと、エッジの効いたショルダーデザインを採用しつつ、室内が狭い車種でもピラーに干渉しない500mm幅に仕上げる。
シート生地には高級感あるスウェードと、質感の異なる2種類のレザー(タフレザーとカーボン調レザー)を採用。エッジの効いたショルダー形状を、生地使いでも際立たせていく。
ニーサポートをレスに近い状態まで抑制し、ストリームスよりも10mmダウンした座面でローポジション化。フラット座面だが、腰周りをしっかり包み込む設計でホールド性を高めている。
運転席はホールド性重視、助手席は快適性重視というシートチョイスは多いが、エルゴスターのフラット座面なら助手席の乗降性は格段に向上すること間違いなしだ。
ちなみに、エルゴスター開発のきっかけは、室内幅が狭くて着座位置の高いハイエースのナローモデルに、レーシングイメージのショルダー形状と優れた乗降性を与えるため。とはいえ、このシート設計の恩恵はスポーツカーでも十二分に堪能できる。
グッドスマイルレーシングとのコラボレーションによって誕生した、”レーシングミク仕様”のシートも見逃せない。ユーロスター2がベースの2023年発売モデルは39脚限定で、発表直後に即完売という人気ぶりだった。そこで、レーシングミク仕様を求めるユーザー全員が購入できるように、2024年発売モデルはジータ4をベースとした受注期間限定販売のイヤーモデルに変更。
気になるデザインは、モノグラムを採用したPVCレザーのシートバックに、新デザインのレーシングミクがあしらったもの。入手しやすくなったとはいえ、あくまで限定なので、東京オートサロンの正式発表後に即オーダーすべし。
そして最後に紹介するのは、カラーラインをあしらった高級スウェード調生地でシートバックまでフルカバーする「ジータ4レイムス」の“MFゴースト”コラボモデル。ブラック&レッドをベースに、ヘッドレスト部にMFゴーストのロゴを入れたシンプルなデザインで、さりげなくもプレミアムなテイストを車内に注ぐ。なお、販売は86脚限定なので、オーダー開始とともに確保できる体制を整えておこう。
●問い合わせ:ブリッド TEL:052-689-2611
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