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鍛造ホイールの最高峰がここにある!
モータースポーツ直系の先進技術を惜しみなく注ぎ込み、スポーツホイールへ要求される性能を具現化するボルクレーシング。ユーザーニーズはもちろんのこと、ターゲットマシンやタイヤ性能といった周辺事情にもアンテナを張り巡らせ、常に限界突破の糸口を探るスタンスは広く知られている。
そうしたブランドポリシーが数多くの名作を生み続ける原動力になっているわけだが、2024年になってもそれは変わらない。ここで紹介するニューモデル群は、近年、ボルクレーシングがテーマとして掲げる“見える技術”を具現化させた、真なるニュースタンダード達だ。
VOLK RACING TE37 SAGA S-plus
19インチ&20インチが追加!
ボルクレーシングを代表するTE37シリーズの中で、旗艦モデルとして君臨する「TE37 SAGA S-Plus(サーガ・Sプラス)」に19インチと20インチが追加。これにより、15インチから20インチまでのフルラインナップ体制が整ったことになる。ちなみに、20インチは12Jまで用意されるそうだ。
VOLK RACING ZE40 X
名作ZE40に4WDモデルが登場
デザインとしての美しさも意識しつつ強靱さを突き詰めた「ZE40」。ハードな応力にもへこたれない10本スポークとリム厚が持ち味のこのモデルに、待望の4WD専用設計バージョンが登場する。まだ試作段階とのことだが、17インチで7.0Jから9.5Jまでのラインナップを想定しているとのこと。
VOLK RACING G29
シャープな2×9デザインが斬新!
Gシリーズの最新作となる「G29(参考出品)」は、1994年に登場したボルクレーシングの代表作「グループAエボリューション4」の現代版という位置付け。これまでの作品とは大きく異なる、エッジの効いたスポークデザインが新鮮だ。サイズ展開は不明だが、大排気量スポーツモデルがターゲットになるだろう。
VOLK RACING G025GC
大型SUVにジャストマッチ
メルセデスGクラス等の大型SUVへのマッチングを想定して開発されたモデル。サイズ展開は22インチの9.0J、9.5J、10Jというピンポイント設定となっており、カラーにはシックなブラストブラックと光沢感のあるシャイニングライトメタルの2色を用意する。
VOLK RACING G025LTD
アダルティーな新色で勝負!
G025をその年に相応しいカラーリングで彩るイヤーモデルのリミテッド。2024年仕様は、深みのあるプレスドブラッククリアだ。スリムな天面とリムエッジを透き通るブラックで引き立てていく今作は、チューニングの酸いも甘いも知り尽くした大人にこそ選んでほしい一本だ。
VOLK RACING NE24 club sport
高剛性&超軽量を突き詰めた進化モデル
2×4レイアウトの複雑なツインスポークデザインを採用して2021年にデビューした「NE24」。レッドのストロボラインが眩しいこのクラブスポーツモデルは、最新の解析技術による剛性アップとセンターサークルの肉抜きを実施。ベースモデルを遥かに上回る性能を与えたのである。
VOLK RACING TE37V 2324 MODEL
限定カラーは深みのあるマットブラック
レトロフィーチャー系ホイールの傑作として名高い「TE37V」に新たな価値観を与えるべく登場した限定モデルは、独特の存在感を放つ“マットブラック”を採用。サイズ的に履きこなしのハードルが非常に高いが、愛車の足元を圧巻の深みで演出してくれるTE37V2023リミテッドモデルは、ぜひともモノにしておきたい。