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鍛造から鋳造まで新作が大乱舞!
例年数多くの新作ホイールがお披露目となる東京オートサロン。今回はその中でもスポーツホイールに焦点を絞り、2024年デビューとなる注目モデルをピックアップしていく。
ウェッズスポーツ SA-62R
Street Advantageの頭文字から名付けられた、“ウェッズスポーツ”のストリートホイールの中核を担うSAシリーズ。その最新作として発表されたのがこの「SA-62R」だ。スポーク形状は、伸びやかな6本のツインスポークで展開。数多くのデザインを揃えるウェッズスポーツだが、意外なことに6本スポークの設定は今作が初だったりする。15インチ〜18インチまでを取り揃えた鋳造1ピースモデルだ。
スーパースター シェブロンレーシングS3
“スーパースター”が展開するスポーツ系ブランド“シェブロンレーシング”の新作。新旧問わず、多彩なスタンス系へのインストールを想定しつつ、深リムに焦点を当てた3ピースの鋳造モデルだ。中心部を抉った5スポークデザインが立体感を演出する。
エンケイ RPF1RS(17インチモデル)
RPF1の発売20周年を記念して、2022年に発売されたディープリムバージョンの「RPF1RS」。これまでは15インチと18インチのみの設定だったが、新たに17インチモデルの試作品が展示された。まだ開発段階とのことだが、早期リリースに期待したい大作だ。
エンケイ WPS NVR5
社内のスペシャリスト集団が開発を担当する「WPS」シリーズ。その最新モデルとして展示されたのが、R35GT-R用として開発された鍛造削り出しプレミアム1ピースモデルの「NVR5」だ。展示品はアルマイト仕様だったが、市販モデルの表面処理は塗装になる可能性もあるとのこと。
アドバンレーシング RZ3
2015年デビューのアドバンレーシングRZ2が、ついに「RZ3」へと進化。2×5スポークという基本デザインは継承されたが、スポークからセンターサークルにかけて一気に落とし込むコンケイブがRZ2からの変更点であり、このモデル最大の特徴だ。鋳造1ピース構造で18インチのみの設定となる。
アドバンレーシング GTビヨンド(17インチモデル)
アドバンレーシングの人気モデル「GT」の進化形として設定されている「GTビヨンド」。19インチモデルに始まり、20インチ&18インチとサイズ展開を拡げてきたが、新たに17インチモデルの発売がアナウンスされた。サイズ設定は7.0J〜10Jという幅広く、PCDは114.3-5Hのみならず100−4Hも用意される。
アドバンレーシング RZ-DF2(20インチ)
2023年に19インチモデルが発売された鍛造1ピースの「RZ-DF2」に20インチ仕様が仲間入り。エッジが際立つシャープなスポークデザインはそのまま、大口径ならではの迫力を味わえる。9.0J〜12Jまでの幅広い展開で、R35GT-R等がターゲット車種となる。
アドバンレーシング GTヘビーデューティー
トラックやSUVへのマッチングを想定して開発された最新作が、この「GTヘビーデューティー」だ。GTの名を冠してはいるが、共通するのは5スポークデザインという基本コンセプトのみ。フラットなディスクとステップリムが、力強い印象を与えてくれる。国内モデルは17インチの8.0Jプラス20というワンサイズ展開だ。
アドバンレーシング RC-4
ラリーコンペティションの頭文字を取ったRCシリーズも第4世代に突入だ。先代モデルが10本スポークだったのに対し、今作はWRカーをイメージして15本スポークへと変更しているのがトピック。サイズは15インチのみとなるが、18インチモデルも発売に向けて開発が進められている。
TWS モータースポーツRS399
名門“TWS”が展開する、チューニングカー向けシリーズ“モータースポーツ”の最新作。3年半もの開発期間を経て誕生したというこのモデルは、TWS初となる「アウターリップ」がデザインの軸。軽さや剛性に優れた2×5のツインスポーク形状と、アウターリップのコンビネーションが高性能を予感させる。サイズは18インチの8.0J〜10.5Jで、国産車・輸入車を問わず現行スポーツモデルへのインストールを想定した展開となっている。