「オーナーが新車から育て上げた激シブのR31スカイラインに迫る」ポイントは鉄板溶接フェンダー!?

エクステリアは”渋カッコ良い”をテーマにメイキング

RB25+TO4Eタービンで戦闘力も大幅アップ

絶妙なワイドボディに、フェンダーアーチとギリギリのクリアランスでセットされたホワイトレターのタイヤ。さらに、ひと手間加えたサイドステップやリヤディフューザーなど外装を渋くまとめたこのR31は、オーナーが新車から乗り続けているという大切な相棒だ。

「日産党でグループAが好きだったので、R31を選んだのは当然の流れでした。未だに飽きることがない最高のクルマです」とはオーナー。

エンジンは元々のRB20が不調になったのを機に「オーバーホールするなら、安くて速いこっちの方が…」ということでRB25DETに換装。等長ステンEXマニとギャレットTO4Eタービンは、グループAホモロゲモデルのGTS-R用をセット。また、変換アダプターを介してRB26用6連スロットルも装着される。ラジエタータンクにはRB25DET-“R”のワンオフプレートをセット。

ボディメイクは千葉県の“ボディショップ山中”が担当。外装で一番の見どころと言える前後フェンダーは叩き出しでなく、鉄板を溶接で継いで成形されている。フェンダーアーチに対する攻めたタイヤクリアランスが絶妙だ。

ちなみに、ホイールはパナスポーツG7で実はこれが3セット目。1セット目は盗難に遭い、2セット目は16インチのゴールド。オーナーいわく「今は17インチで、渋くガンメタを選んでみました」とのこと。

アンダーディフューザーはファーストモールディング製の汎用品を加工して装着。リヤバンパーの日産プリンスステッカーも渋さを引き立たせるポイントだ。

センターコンソールやシフトレバー周りのパネルはカーボンでリメイク。各種スイッチが設けられる。また、助手席側ダッシュボードには追加メーターをセットするなど機能的な作りだ。

細部に至るまでオリジナリティを追求しながら、ひと目でカッコ良いと感じさせてくれるまとまり具合。長年に渡って進化させ続けてきたオーナーにとって、これが“R31の究極形”なのだ。

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