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至宝のNAユニットが奏でる真のNAロータリーサウンド!
極上のワイドボディにオーディオとエンジン2系統のサウンドソースを搭載
「スーパーカーと並んでも見劣りしないボディ、質感の高いインテリアと快適なオーディオサウンド。そして走り抜ける時には、チューンドらしいサウンドを放つ…。最強のRX-7を作りたかったんです」。そんなオーナーの欲望を全て詰め込んで製作された魔改造FD3Sの登場だ。
まず目に飛び込んでくるチルトボンネットを纏ったボディは、各メーカーのエアロパーツを加工しながら仕上げたオリジナルのワイドボディで武装。
昔からの好みというパナスポーツの深リムG7(F17×9.5J R17×10.5J)はピアノブラックにリペイント。キャンディパープルのボディカラーの足元を引き締める。
フェンダー上部まで一体化することで、局面が強調される造形となったフェイスデザイン。リップスポイラーを大きく構え、フォグランプを左右に埋め込むことでアクセントを作り出している。
肉感的に広げられたワイドフェンダーは、各部をスムージングしながら全身のラインを結びつける。リヤバンパーはRE雨宮のスーパーグレッディ3、スポイラーはRSパンテーラの製品をベースとしている。
エクステリアの重厚感に相反して、インテリアは深紅のバックスキン全面仕上げで優雅なイメージに。オーディオはダイアトーンのヘッドユニットを軸に、400Wのパワーアンプが組まれたウーファーなど本格的なカスタムオーディが搭載されている。
一方のエンジンも音質を追求してNA化。ポート形状は両面ブリッジとし、荒々しいアイドリングと超高回転で炸裂するNAロータリー特有の高周波サウンドを手にしている。
「チューニングカーは常に羨望の的で在り続けて欲しい」。そんなオーナーの強い想いが凝縮されたフルカスタム仕様のFD3S、全身から放つ唯我独尊のオーラは別格だ。