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アストンマーティン風のフロントフェイスが似合いすぎ!
先代コペンをレトロチックに仕立て上げる
キュートさとスタイリッシュさを兼ね備えたボディラインに丸いヘッドライト、そして2シーターオープンという非実用的なパッケージングにも関わらず、現代のクルマの中では特徴的なこのスタイリングによって多くのファンを獲得したL880Kコペン。そのフォルムを活かしながら、スポーティさを追求するのではなく、クラシカル要素を追加しているのがKMコペンだ。
シリーズとしてはこのマーチンを筆頭に、タイプE、クラシックの3タイプがラインアップされている。中でもこのマーチンは、その名の通りアストンマーチンをモチーフに細部までディテーリング。その品質にも拘りを持ち、バンパーやバンパープロテクターといったパーツは耐候性も考慮したクロームメッキで仕上げられている。
細部を見ていこう。まずフロントは、特徴的な形状のフロントグリルを備えることでノーマルとは全く違ったイメージを演出。アルミ製のグリルネットやクロームメッキされたバンパープロテクターやオーバーライダーなど、金属の質感を加えることで醸し出すクラシックテイストが最大の魅力だ。
細かなポイントではあるが、確実にクルマ全体のイメージを左右するのがドアミラー。オリジナルのレーシングドアミラーは、クラシックカーライクな砲弾型の本体を使用。電動操作はできなくなるが、この雰囲気は純正ミラーでは出すことができないもの。
フロント同様にリヤまわりもクラシックユーロをイメージ。オリジナルのリヤバンパーにはコンパクトなウインカーやバックランプをレイアウトしている。専用にデザインされたマフラーも、ヴィンテージ感を高めてくれるポイントだ。
それら以外にも、オプションとして用意されるアクセサリー類もムードを盛り上げてくれる秘訣。ヴィンテージ感溢れるトランクキャリアをはじめ、ブリティッシュスポーツを彷彿とさせるアクセント付けが随所に行われている。
さらに、インテリアも上質なレザーでコーディネイトされたシートをはじめ、アルミ打ち出しによるセンターパネルなど、高級スポーツを再現する質感にこだわったアイテムがズラリ。
元々がクラシック路線をコンセプトに作られたボディキットだけに、誕生からすでに10年以上の年月が経過しているにも関わらず、L880Kコペン同様に今もなお色褪せることはない。むしろLA400Kに世代交代した今だからこそ、思い切ってこんなヴィンテージスタイルを纏うことでオリジナリティ溢れる愛車に仕上げることができそうだ。
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