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マルチな機能を持つ純正スイッチを移設!
ドライカーボン製のアイテムも展開
ステアリングボスメーカーとして1983年に設立された“ワークスベル”。関連商品としてクイックリリース/チルトアップを可能にするラフィックスシリーズなど、スポーツステアリングにまつわる数々のヒット作を世に送りだしてきた名門サプライヤーだ。
そんなワークスベルが、近年のクルマに対して積極的に製品開発を行っているのが、純正ステアリングリモコンを活かしたまま社外ステアリングをセットできるSRDキット、純正ステアリングスイッチ移設キットシリーズだ。
今回紹介するのは、その中からスバルWRX STI(VAB)に向けたアイテム。VABの場合は、ステリングのスポーク部分にオーディオなどの操作スイッチが備わるだけでなく、左下にマルチインフォメーションスイッチが組み込まれている。
そのため、社外ステアリングに交換すると、メーター内のマルチインフォメーションモニターを切り替えられなくなってしまう。そこで、このスイッチを移設するためのSRD(ショートボス:2万4200円/スタンダードボス:3万1900円)を開発したというわけだ。
取り付け方は非常に簡単で、純正ステアリングスイッチをフィッティング抜群の専用パネルにセットし、カプラーを繋ぎ合わせるのみ。これならば、DIYでも問題なく装着することができるはず。
また、マルチインフォメーションスイッチだけでなく、他の純正スイッチの機能を全て活かしたいユーザーに向けては、純正スイッチ系統同様の基盤を組み込んだSRDスイッチケース(7万5900円)を用意。
こちらは、社外ステアリングも映えるドライカーボン製のケースを採用することで、レーシーながらも機能性の高いデザインで仕上げられている。
もちろん、ステアリングをワンアクションで脱着できる「ラフィックスII(3万6080円)」を組み合わせることも可能だ。ちなみにラフィックスIIは、レッド/シルバー/ブラック/オレンジ/ブルーの5色が用意されている。
車両盗難対策として有効なラフィックスII専用のオプションパーツ「ラフィックスキーロックシステム+e(2万5080円)」も設定。キーロック&警告音機能付きなので安心感は大きいはずだ。カラーはレッドとシルバーの2色が用意されている。
「ワークスベルと言えばラフィックスシリーズが有名ですが、社外ステアリングへの交換をサポートする様々なアイテムをラインナップしています。SRDキットは純正の機能性をそのまま使えるため、気軽に社外ステアリングを選択できるようになりますよ」とはワークスベルの奥村さん。
年々多機能化するステアリングまわりであっても、悩むことなく社外ステアリングを選択できるよう、常に進化し続けるワークスベルのアイテム群。SRDキットはそんなワークスベルの意気込みを示す、新たな定番アイテムと言えるだろう。
●問い合わせ:ワークスベル TEL:0266-70-1477
【関連リンク】
ワークスベル
https://www.worksbell.co.jp