目次
まずはS30テイストのリップ&グリルからスタート!
サイドやリヤ用のアイテムも鋭意開発中
オリジナルや時代背景に縛られることなく最新の息吹を旧車へ注ぎ込むエアロメーカーの“スピードフォルム”が、ついにRZ34用の開発に乗り出した。
ファーストアプローチは、S30のデザインを落とし込んだフロントリップスポイラーと、純正バンパーをイメージさせるグリルガーニッシュの2アイテムだ。
S30のデザインを受け継がせたフロントリップスポイラー(FRP:11万円/カーボン:19万8000円)は、傷付いてしまった際にもリカバリーしやすい3ピース構造を採用。S30テイストを高めるグリルガーニッシュ(7万7000円/カーボン:13万2000円)が、大型の開口部で間延びしたフロントマスクを刷新する。
「全方位に映えるようにサイドやリヤも近日中に対処しますが、グリルガーニッシュが備わるだけでS30感が強まりますね。ナンバー位置を下げられればカッコ良さがさらに高まるはずなので、センサーの移設にも取り組んでいきます」とは川内さん。
デモカーのホイールは、ブレンボのGTキット(F6ポット R4ポット/380mmローター)のインストールに合わせて、ボルクレーシングのTE37 SAGA Sプラス(F:19×9.5+22/R19×10.5J+15)をマッチングしている。
チューニングパーツ開発にも積極的で、VR30DDTTのポテンシャルを解き放つフロントYパイプ(7万4800円)とオリジナルマフラー(25万1900円)は最新作。どちらも、MT車とAT車用を設定する保安基準適合モデルだ。
オリジナルのフロアマットとトランクマットも設定。フロアマットは生地とオーバーロックのカラーを、トランクマットはオーバーロックのカラーをそれぞれ選択できるため、インテリアの配色に合わせたアレンジが可能だ。
S30の誕生が1969年、RZ34の誕生が2022年…と、約半世紀もの年数差がある2台だが、スピードフォルムでは新旧融合のクロスオーバースタイル構築を着々と進行中。今後の動向が見逃せないプロジェクトと言えるだろう。
●取材協力:スピードフォルム 大阪府羽曳野市郡戸46-10 TEL:072-930-1234
【関連リンク】
スピードフォルム
https://speedforme.jp/