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基本整備からフルコンセッティングまでこなせる実力派！
本格チューニングショップなのにカフェ＆ライブスペース併設!?
チューニングショップの形は色々あるが、ここで紹介する“ゴーストタウン”ほどユニークな存在はないだろう。独特な佇まいの敷地内にはドリ車から旧車、輸入車などバラエティに富んだ車両が並び、店舗内にはカウンターやテーブル、奥にはステージスペースも設けられ、お洒落なカフェの如き雰囲気を漂わせる。そんな同店が近年力を注いでいるのが、LINKによるフルコン化だ。
「ここ数年、ハーネスに起因するトラブルの相談が本当に多く寄せられています。AE86は初期モデルになると年式的に40年落ち。ハーネスやカプラーのなど電気系統の劣化はあって当然です。そこで、当店は、配線のリフレッシュとセッティングの拡張性という両面から、LINKの装着をお勧めしています」と語るのは代表の河口さん。
LINKがもたらすメリットは多岐に渡り、ダイレクトイグニッション化によるデスビ排除、気筒別シーケンシャル燃料噴射＆点火時期制御など、壊れにくく楽しめるクルマ作りに貢献してくれる。
さらに、街乗りでは燃費重視のモード、サーキットではパワー重視のモードなど純正には存在しないモードセレクトなども可能。使用するLINKの機種や、ベースエンジンのコンディションによって金額は異なってくるが、23万円〜という基本コストは決して割高とは言えないはず。
「暖機が不十分なままアクセルをベタ踏みした際に回転上昇を抑えたり、燃料ポンプ不調による燃圧低下を察知した際に点火をカットしたりと、異常発生時にエンジンを守る設定もできるので、ストリートからハードなドリフトマシンまで安全なクルマ作りができるんです」とは河口さん。
ユーザーはLINK制御の4A-G搭載車が多数だが、その他の車種も製作実績は豊富。こちらのカリーナはアルテッツァ用の3S-G＋6速MTスワップ仕様で、LINKのG4Xモンスーンにて制御を行なう。
セオリー無視の魔改造系チューニングも同店の得意分野。画像右側のミニクーパーは、RX-8用13B-MSPをスワップすべく、フロア周りの大改修を行なっていた。
良い意味で、溜まり場的な空気感が漂う店内。貸切りでミニライブを行うことも可能で、店舗から車で15分ほどの場所では貸しスタジオも運営中。ちなみに「ゴーストタウン」とは、河口さんが以前活動していたバンド名に由来しているそうだ。
「ベテランが20代の若者たちと交流したり、平日、週末を問わず、ワイワイ楽しんでいます。自家焙煎のコーヒーも200円でご用意していますので、ぜひお立ち寄り下さい」と河口さん。クルマやバイク、音楽など、ゴーストタウンで仲間作りの輪を広げてみてはいかがだろうか。
●問い合わせ：クラブゴーストタウン 福岡県飯塚市有井354-17 TEL：0948-43-9648
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クラブゴーストタウン
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