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新車からリメイクを重ねるハワイアンストリートレーサー
見た目のみならず心臓部も210馬力までパワーアップ!
ハイパワーなハッチバックが好みというオーナーが、EP91型スターレットの最終型を新車で購入。峠からサーキット遊び、そしてドレスアップと、様々な変遷を経て現在の極低ハワイアンストリートレーサースタイルに至ったそうだ。
特徴的なエクステリアは、バリスやライブスポーツ等のメーカーエアロをミックスして構築。アクセントとして、バンパーとフェンダーの接合部はアルミプレートとリベットで補強しているのも面白い。
ボディカラーはマイアミブルーで、それに合わせウインドウにイエローフィルムを貼ってハワイアンなイメージを作り上げている。
ホイールはXXRの522。8.0J±0という強烈なサイズをインストールするために、フェンダーは前後とも叩き出し加工を実施。それでも走行時の干渉が懸念されたため、165/50サイズのタイヤを引っ張りで装着。フルストローク時にもフェンダーと接触しないギリギリを狙ったのである。その他、マフラーやフロア周りも徹底したシャコタン対策が施されている。
室内も凄まじい。内装パーツの大半はスウェード生地で張り替えてドレスアップ。メインメーターはSPOONフルスケールに変更され、スケアリングはバドニックをチョイス。
スペアタイヤもディスプレイに拘り、ディスクやキャリパーを組み合せてレイアウト。しかも、スペアタイヤラックはウーファーボックスも兼ねるなど、ギミックにも事欠かない。美しく見せるために、剥き出しのパネルを塗装して配線類は全てボディパネルの内側に隠している。
そんな数々の魅せ要素だけで終わらないのが、このEP91の凄いところ。パワーユニットをJAMレーシングのコンプリートエンジン(ブリッツK1-200Vタービン仕様)を換装して、210psまで大幅にパワーアップ! 見た目はナンパな仕様に見えて、その実は硬派なホットハッチというわけだ。
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