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ホイールマニア達が熱狂したイベント模様をレポート!
モーターファンフェスタとのコラボ開催で、2022年から始まったレイズファンミーティング。各ブランドの最新ホイールを履いたデモカーの展示やオリジナルグッズの販売だけでなく、レイズホイールを愛するユーザーが自慢の履きこなしを披露する場として盛り上がりを見せている。さて、3回目の開催となった今回もスポーツカーからセダン、ミニバンに至るまで、エントリー後の書類選考を通過した多彩な車種が富士スピードウェイのP7を埋め尽くした。それでは早速、レイズファン拘りの足元をチェックしていこう。
ランサーエボリューションX[CZ4A]
ボルクレーシングTE37VマークII(FR11J-7×18)+ナンカンCR-S(FR295/35R18)
スポーツ走行を楽しんでいたランエボXのTC-SST仕様がクラッシュしてしまったため、USパーツでワイド化された5速MT車に乗り替えたという山本さん。
新たなランエボXはアタックマシンのようなスピードスタイルで魅せる1台に仕上げようと、圧巻のディープリムで視線をクギ付けにするTE37VマークIIをセット。また、塗装がヤレ気味だったボディはスバル純正のクールグレーカーキでオールペンしてイメージを刷新。グラマラスなワイドボディが際立つ躍動感が魅力だ。
インテリアはヘッドガードを備えたブリッド・ゼロCSを投入し、純正然とした雰囲気にレーシーさを打ち出す。ロールケージは使わず、スッキリとした仕上がりが特徴。
ランサーエボリューションVI[CP9A]
ボルクレーシングCE28SL(FR10.5J+15×18)+アドバンA052(FR265/35R18)
トミマキネンの大ファンで、トミマキエディション発売時に迷わずGC8から乗り換えた小川さん。当初はTE37SLをマッチングしていたが、ワイドボディ化した際にコンケイブよりもリムで打ち出す深みが似合うと判断してCE28SLへと履き替えてきた。
なお、狙ったわけではないが、ポルシェ純正のアゲートグレーメタリックにオールペンしたボディと、CE28SLのプレスドグラファイト、APレーシングキャリパーのマットグレーが近似色となっているため、エクステリアの精悍さは一気に引き上げられた。
エンジンは走行10万kmを越えた際のオーバーホールで、2.4L×GTX3076R仕様へと一気にステップアップ。ブースト圧1.7キロ時に470psを発揮する。サーキットを駆け抜けるマシンに相応しい、アグレッシブなオーラを放つ1台だ。
ヴィッツ[NCP131]
ボルクレーシングTE37V 10th Anniversary Edition(FR7.5J+30×18)+アドバンネオバAD09(FR195/45R17)
走りも楽しめる通勤マシンとしてヴィッツGRスポーツを購入したものの、チューニング欲がどんどん高まってワンオフ仕様のスーパーチャージャー化まで手がけたkazuさん。
そんな愛車の足元にチョイスしたのは、リム深さとスポーティな白という理想を満たしたTE37Vの10thアニバーサリーエディションだ。
250ps&27kgmの過給パワーを安心して味わうために投入したGRキャリパーとのクリアランスや、ステア操作時に干渉するバンパーリテーナーといった悩みはあるが、スポーティさとディープリムが堪能できる足元は極上のアクセント。純正然としたスタイリングを貫きつつ、痛快な走りが楽しめるホットハッチへと仕上げられている。
GRヤリス[GXPA16]
ボルクレーシングG025(FR9J+39×18)+アドバンスポーツA/S+(FR265/35R18)
エモーショナルレッドのボディに対して、上質な透け感を持つボルドーレッドクリアのG025をマッチングし、アダルトスポーティなGRヤリスを披露した作並さん。
話を聞くと、86からGRヤリスへの乗り換えを検討していた時に見つかった1台とのことで、前オーナーが赤をアクセントにフルコーディネイトしていたクルマとのこと。その仕上がりレベルの高さから現状キープで楽しんでいるが、ここからどのようにオリジナリティを引き出していくのか楽しみだ。
PART.2へ続く
●取材協力:レイズ TEL:06-6787-0019
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