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コアサポート&クロスメンバー移植でスマートなフェイスリフトを敢行!
社外エアロパーツを装着できるように設計
意外性を求めて製作されたJZX100チェイサーがこちら。リヤから見ると普通のチェイサーなのだが、フロントはヴェロッサ顔なのである…。
なぜこのようなフェイスリフトを実行したのかというと、予期せぬクラッシュでフロント周辺のパーツを交換する必要に迫られたためだ。どうせお金をかけて直すなら…と、以前から考えていたヴェロッサへのフェイスリフトを実行したそうだ。
顔面スワップの核となるコアサポートは、可能な限りノーマル然と仕上げるためにヴェロッサ用をゴッソリ移植して対応。また、コアサポートを追加するだけでもヘッドライト等は固定できるが、取り付け部分の強度を考えてヴェロッサ純正のクロスメンバーも追加。こうして、ヘッドライトやボンネットストライカーをキッチリ固定できるようにしている。
フロントフェンダーは後ろ側の取り付け部分のみチェイサー純正で、その先はヴェロッサ純正のニコイチ。それを叩き出し&パテ成形で片側70mmワイド仕様としている。
一方のリヤは、フロントのワイド化とバランスを取るために片側30mmワイドのリアルドリーム製フェンダーを片側80mmまでさらに拡大して装着。それに合わせてドアやサイドステップもリメイク、ドアノブはスムージングしている。
どちらもJZX100系のため、寸法的な違和感はない。というか、あまりに自然かつマニアックすぎて気づかない人の方が多いだろう。ちなみに、ボンネットやバンパーの取り付け位置は純正同様に製作されているので、社外エアロへの交換も問題なし。見た目のインパクトのみならず、実用性も考えたフェイスリフト術というわけだ。
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