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究極のワイド&ローを求めた独特のエクステリアメイクも必見!
ATとのマッチングまで考慮したタービンチョイス
異様な迫力を醸し出すJZS161アリスト。タイムアタックやドラッグレース、ドリフトなど様々なステージのマシンメイクを行う兵庫県の“ラインナップカーサービス”が手掛けた1台だ。
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心臓部の2JZ-GTEエンジンはノーマルのまま、オリジナルのタービンキット「LP46」を装着することでノーマルインジェクター容量ギリギリの430psを発揮。
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このタービンは純正よりも高風量でありながらパワーバンドが非常に広く、低回転からレスポンス良く過給するためATとのマッチングも非常に良いという逸品。一度アクセルを踏み込めば、重量級ボディを怒涛のように加速させるパワー特性も秘めている。
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補機類に大掛かりなチューニングは施されていないが、吸気の圧縮による発熱を見込んでインタークーラーは前置き化。大型のインタークーラーコアを見せることも意識してのパーツチョイスとなっている。
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足回りには、ボルドワールドのハイブリッドサスペンションをチョイス。基本はメカサス(通常の機械式車高調)であるため、スポーツ走行にも対応する高い走行性能を確保できる上、ハルファムカップによるエアシリンダーが組み込まれることで、手軽に車高を上下させることが可能。例えば、普段は極低車高にセットしていても、クリアできない段差がある時だけ車高を瞬時にアップさせることが可能というわけだ。
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トランクルーム内には、エアシリンダーを作動させるためのプレッシャーユニットやコンプレッサー、タンクなどを備える。タンクは鏡面加工が施されていて、その構造を見ても楽しめる。現状は暫定取り付けのため、操作スイッチはトランクルームに設置されている。
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装着するエアロはKブレイクをベースにダクト加工などを施したオリジナル。リヤバンパーにはディフューザー形状の構造を取り入れ、トランクエンド部分はダックテールのように持ち上げるなど、細かなモディファイでスポーティさを演出している。
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リヤのブリスターフェンダーもスペシャル品だ。フロントの叩き出しフェンダーからプレスラインなども整え、見た目上の前後バランスの改善効果も狙う。ホイールは前後10Jのエクイップ18インチで、特注リム仕様。リムがフェンダーからはみ出るアウトリップスタイルを実現している。このサイズを収めるために、ロワアームの延長、ナックルアーム短縮、調整式アッパーアームの投入なども行われているのだ。
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SPECIFICATIONS
2JZ-GTE改(約430ps)/ラインナップカーサービスLP46タービンキット/エキマニ/トラストeマネージ/東名255L/h燃料ポンプ/HPIエヴォルブインタークーラーキット/ボルドワールド パルファムカップネクスト4カップ/Tディメンド サスペンションアーム/Kブレイクベース加工フロントバンパー/サイドステップ/リヤバンパー/ラインナップ ワンオフリヤワイドフェンダー/フロントフェンダー叩き出し加工/ワーク エクイップ リム交換仕様(F10J×18-3 R10J×18-52)/フェデラルSS595(F215/35R18 R225/35R18) 他