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造形美が際立つ6本スポークモデル!
立体感ある最新のコンケイブデザイン
デザインに正解はないが、時代が経過しても色褪せない、変わらず魅了するデザインは確かに存在する。現行のND型ロードスターもそんな1台で、凛とした佇まいとエレガントさ併せ持つデザインはデビューから9年が経過した今も輝きを失っていない。販売堅調な理由はさまざまあるだろうが、デザインで選んだというオーナーも数多いはずだ。
そんなロードスターと同様に、走るための純粋な機能だけでなく、「時代を超越した不変の美」を追求した商品を提供し続けるのがアドバンレーシングホイール。
デザイナー兼プロデューサーの萩原修さんが描くデザインは車種を想定し「こうあるべきだ」と頭に描いた形をつねに追求。時代の流れや製造技術の進化に合わせて、理想に近づけるべくアップデート。それが長年鮮度を保ち続ける理由だ。こうした点もロードスターの考えに似ている。
今回、オリジナルランデュースのデモカーに装着された「RG-4」はアドバンレーシングブランドのローンチモデルであるRGシリーズの第4世代に当たる。スリムな6本スポークがアイデンティティであり、これまでスポーツ性とデザインに磨きをかけてきた。
スポーク断面が大胆にえぐり取られ、軽量化と見た目にさらなる躍動感を与えるアドバンスサイドカットやアンダーカット部にあしらわれた鋳出しロゴ、リムに末広がりに締結するスポークエンドなどの造形はRGIIIから継承するも、天面は最新の解析技術で、豊かな表情を見せる。
とくに特徴的なのはスポークデザイン。リムと結合するエンドは強く摘まんだように持ち上げられ、大きく弧を描いたラインを描く。そこからやや直線的に中央へと向かうが、センターボアの手前でやや凹みを持たせるなど、複数な曲線を組み合わせたデザインとなっている。この有機的なディティールがRGの新たなエッセンスなのだ。
「17インチを設計するにあたり、NDロードスターのブレンボキャリパーを逃がした上で、コンケイブの深いGTRデザインを履けるように考え。想定以上の深みと魅せるデザインの両立ができました」と萩原さん。
NDロードスターに対応するRG-4の17インチモデルは7.0Jから8.0Jまでの4種類、その中でもGTRデザインとなる8.0Jプラス35×17インチの履きこなしは、ロードスターの抑揚/立体感を引き立ててくれる。ビジュアルだけでなく、コストパフォーマンスも文句なし。RG-4はND型ロードスターとともに時間を超越する逸品になるだろう。
製品仕様
ADVAN RACING TC-4
15×5.0J〜15×8.0J:3万7950円〜4万1250円
16×5.5J〜16×8.0J:4万6200円〜4万8950円
17×6.5J〜17×9.5J:5万4450円〜5万7750円
18×7.0J〜18×11.0J:6万1050円〜6万5450円
●問い合わせ:YFC TEL:0463-75-9346
【関連リンク】
YFC
http://www.yokohamawheel.jp/