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機能美が光る高品質パーツの数々!
極限の性能を実現する競技用フルチタンマフラーも注目
職人の拘りを貫いた、まさに“匠”の技術の結晶を“匠プロジェクト”ブランドで発信している“近藤エンジニアリング”。『本当に良いと思ったものだけをオリジナルパーツとして製品化』する、カロッツェリアのような存在だ。
とくにスバルオーナーを中心にその名声は広まっているが、GR86&BRZに向けても逸品を次々と生み出している。
今回の取材時に完成したばかりの極フルチタンマフラー(競技用:23万9800円)は、そんな匠Projectの自信作だ。加工が難しいとされる純チタン材ではあるが、排気抵抗の要因となる溶接をなるべく使わず、継ぎ目が一切ない手曲げ製法でフィニッシュ。チタン特有の乾いたエキゾーストサウンドも大きな魅力だ。
メインパイプはもちろん、リヤピースも圧倒的な軽量化を実現。ステーなどの補強パーツ部分もオールチタンでフランジの厚みも最小限。アペックス社の消音システム「ECV」や排気圧力によって消音バルブが自動で開閉する「ACTIVE TAIL SILENCER」の装着も可能という点も見逃せない。
空力パーツの開発にも積極的だ。「ストリート最強スペック」がコンセプトのエアロボンネット(フルカーボン:37万9500円/ハーフカーボン:21万4500円/FRP:14万8500円)は、ラジエターコアを通過したヒートエアを効率よく排出するべく両サイドに大型のアウトレットダクトを搭載。素材は、樹脂を浸透させたカーボンクロスを専用の型に積層、熱を加えて強度を高めた“第3のカーボン”と呼ばれるハードカーボンとなる。炭素繊維100%なので、レースカーに用いられるドライカーボンに匹敵する軽さと強度を獲得している。
ダクトからの雨水の浸入をカバー無しで防ぐ、独特な排水構造が備わっているのもこの製品の大きな特徴。素材はハードカーボンの他、ハーフカーボンやFRP仕様もチョイス可能だ。
そして「ダウンフォースの最適化」をテーマに製品開発へ取り組んだGTウイングは、“カーボン製のウイング本体+翼端版+アルミ削り出しのブラケットステー+車種専用マウント”という4つのパーツから構成。主翼のデザイン、幅、マウントベースの長さなど、ベストな仕様を選択できるセミオーダー方式なので、ユーザーが思い描く仕上がりを、そのまま提供できるのが強みだ。ステーと本体の接合部には、角度調整機能も持たせている。
サーキットでの過酷なテストを軸に、様々な高機能パーツを生み出し続ける近藤エンジニアリング。本物を求めるGR86/BRZ乗りにとっては、マークしておくべきブランドの筆頭だ。
●問い合わせ:近藤エンジニアリング 大阪府和泉市上代町147-1 TEL:0725-24-0516
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近藤エンジニアリング
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