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各車種が持つキャラクターを引き出す!
デザインとエアロタイプの多彩な設定
チューニングパーツメーカーである“ブリッツ”がエアロ製造を始めたのは、JZA80スープラでニュルブルクリンクのタイムアタックを敢行していた1997年頃にまで遡る。本格的なタイムアタック車両には、しっかりダウンフォースを発生する空力パーツが必要不可欠。この思想から、オリジナルのエアロパーツである『AERO SPEED』というブランドが立ち上がった。
ただし、現在のように様々な車種用をリリースするのではなく、当時はあくまでタイムアタックを行なう車種のみに限定。性能としては一級品ではあるものの、車種が限られていたことや、メーカーとしてエアロ販売にそこまで注力していなかったのが実情だ。
転機が訪れたのは、先代の86/BRZが発売された頃。空力性能に特化するのではなく、ドレスアップ需要も考慮したエアロを揃えたい…という意向が社内で強くなってきた。そして、車格やユーザーの傾向を考えて社員で意見を出し合い、デザインを協議した上で開発を進めるよう手順を踏むようになった。これが『エアロスピードRコンセプト』の立ち上がりだ。
今回紹介するFL5用エアロパーツも、エアロスピードRコンセプトから展開されているアイテム。純正バンパーの造形に合わせて前方へ25mmほどせり出させたフロントリップスポイラー(FRP:6万8200円/カーボン:18万7000円)。普段使いでも路面に擦ることなく、スポーティーなルックスに仕上げられている。
フロントマスクの印象を刷新するのが、純正のサイドダクト上部に装着するダクトライン(FRP:2万6400円)。また、走行風をタイヤに当てないことで操舵性を高めるフロントアーチディフューザー(FRP:4万1800円/カーボン:8万2500円)も採用する。
純正リヤスポイラー終端に取り付けるガーニースポイラー(FRP:6万8200円/カーボン:12万1000円)。タイプRの雰囲気を崩すことなく、効果的にダウンフォースを生み出し、スポーティさを追加してくれる逸品だ。
純正サイドステップに似た意匠を取り入れ、エアロスタイルに統一感を出すのがリヤサイドティフューザー(FRP:9万3500円/カーボン:18万7000円)。カーボン製も設定するが、純正サイドステップに合わせた黒塗装も良さそうだ。
タイプR用として高機能のエアロを纏わせつつも、FL5ならではの都会的な雰囲気を損なわない大人なデザインを採用。部分的に装着しながらアップデートしていくのも面白そうだ。
●問い合わせ:ブリッツ TEL:0422-60-2277
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ブリッツ
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