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風洞実験を経て生み出された実践的エアロ!
目玉のなんちゃってブリスターフェンダーにも注目
ガレージベリーの代表である中根さんがエアロ製作を手掛けるようになったのは、若かりし頃にサーフィンをしていたことに起因する。割れてしまったサーフボードを直そう知り合いのFRP工場に出入りするうちに、いつしか自分でサーフボードを修理できるようになったのだという。
こうなると、工場の人達も「一緒に仕事しないか?」と声を掛けたくなるもの。いつしか作業を手伝うようになり、気が付けばエアロを製作するようになった…というパターンだ。
また、出入りしていた工場がグループCを始めとする本格的なレーシングカーのエクステリア開発を行っていたこともあり、当時から谷田部にあった風洞実験現場を経験。現在も、ガレージベリーのエアロパーツは風洞実験を行ない、空力的な効果を数値で確認してから製品化する…という拘りを持つのもこのためだ。
元々、外注でのエアロ製作が主体だったガレージベリーだが、オリジナル製品を扱うようになったのは、開業当初の従業員のうち3人がNAロードスターに乗っていたことがきっかけ。そして、自分達が欲しいと思うエアロをデザインして、イベント会場での展示、ロードスターレースへの供給といった活動を続けることで知名度を上げていったという。
とくにレース界では、空力性能や冷却性能を高めるエアロが求められるため、困っているチームに協力をする形で高機能なエアロを開発した。チームから車両の弱点を聞き、それをエアロ設計で克服してチームに結果をもたらす。そんなWin-Winの関係でエアロ開発をしていったのだ。
もちろん、このGRヤリスでも空力テストを実施。リップスポイラー(FRP:8万8000円/平織りカーボン:16万5000円/綾織りカーボン:17万6000円)はフロントのダウンフォースを高めつつ、空気抵抗を少なくするという理想的な空力特性を実現している。2段リヤスポイラーも、上側はかなりのダウンフォースを生み出すため、サーキットでは心強い武器になるだろう。
フロントフェンダー(FRP:13万2000円)は構造変更を必要としない片側9mmワイドの設計。ボディ加工も必要なく装着が可能だ。膨らみを黒く塗り分けてオーバーフェンダー風に見せている。
リヤのなんちゃってブリスターフェンダー(FRP:8万3600円)も片側9mmワイドの設計のため、車検も問題なくボディ加工の必要なく装着できる。この手軽さで、この迫力は反則級のカッコ良さだ。
リヤスポイラーはルーフに装着するGTルーフウイング(FRP:7万7000円/平織りカーボン:15万4000円/綾織りカーボン:16万5000円)と、ゲートスポイラー(FRP:6万500円/平織りカーボン:11万円/綾織りカーボン:13万2000円)の2タイプをラインナップ。空力性能的にはルーフ装着タイプの効果が大きく、ゲート装着タイプはリヤビューの迫力を向上させる。
リヤディフューザー(FRP:6万6000円/綾織りカーボン:13万2000円)やセンターディフューザー(FRP:2万2000円/綾織りカーボン:6万6000円)、ダクトパネル(FRP:3万5200円/平織りカーボン:7万1500円/綾織りカーボン:8万2500円)など、リヤ周りは整流や空気を抜く工夫が一杯。走行時の空気抵抗が減るので最高速アップに効果を発揮する。
間違いのない高性能に加えて、高いフィッティング性を実現するべく生産管理も徹底。ユーザーのみならず、ショップからも厚い信頼を得ているのが、ガレージベリーのエアロパーツなのだ。
●問い合わせ:ガレージベリー TEL:048-469-1708
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