「BRZを3台乗り継ぐマニアも参戦!」名門トップフューエルに86&BRZオーナーが大集合 Part.2

パワー重視の過給機マシンが増加中!

幅広いオーナーのニーズに対応する老舗チューナー「トップフューエル」。集まるユーザーは、街乗りを主体とした人から本気のサーキット組まで様々だが、やはり過給器付きが目に付くのがトップフューエルらしさであり、過激地区として知られる中部地区的なところ。チューンは過激でも、アットホームさすら感じる、そんなトップフューエルチューンの86&BRZを紹介しよう。

ドリフトもグリップも楽しむマルチパフォーマー

父親が乗っていたZN6型86を買い取ってチューニングを始めたという田中さん。ノーマルの遅さに嫌気が差したタイミングで奥様が過給機化を熱望し、トップフューエルでボルトオンターボ仕様へのステップアップを決意した。

トップフューエルで製作したエンジンは、HKS GTⅢ-RSタービンをセットした実測296psのハイスペック仕様。全域でモリモリのブーストパワーが追従するようになって大満足なのだとか。

ちなみに18歳から使い続けているバケットシートは、GT300のレオパレスZに使われていたジュランのカーボン製というお宝物だ。

貴重なFR&MTを長く楽しむチューニング術

来日10年目という中国出身のリュウさんは「水平対向エンジンならスバルでしょ」ということでBRZを選択。ドライビングスキルに合わせて徐々にチューニングを進め、現在は排気系+ECUチューンで223psのセッティング。NAの気持ち良さも捨てがたいが、今後はさらに腕を上げてターボ仕様へのステップアップも考えているそうだ。

ドリフト練習機として新たに入手!

友人がトップフューエルでGTスーパーチャージャーキットをセットした個体を、ドリフト練習用に購入したという高橋さん。街乗りとサーキットの両立を考慮した310ps仕様は非常にトルクフルで、ドリフトにも最適とのこと。

現在はD2のブレーキキャリパーキットが装着されているが、タイヤのランニングコストを考えると、16インチが履けるようにノーマルブレーキへとグレードダウンすることも検討中だという。

スーパーチャージャー仕様からターボ仕様に乗り替え!

以前はZN6前期にGTスーパーチャージャーを組み合わせていた西川さん。走行距離が伸びてしまったため、今度は後期モデルの新車に乗り替え。購入後2000kmほどナラシ走行をしたところで、HKSのGTIII-RSキットを用いたボルトオンターボ仕様に踏み切った。高回転で伸びる圧倒的なパワーフィーリングはもちろん、バックタービン音などの楽しみも増え、満足度は確実に上がっているという。

デザイン性にも優れたIRPのクイックシフターは、前車から引き続き使用するアイテム。さらにブレーキやオイルクーラー、追加メーター、シートなどもフル移植。納車直後の段階で、すでにフルチューン仕様を作り上げてしまったわけだ。

BRZを3台乗り継いで進化を体感

前期と後期のZC6型86を乗り継ぎ、そのままZD8型86へと乗り替えたという武藤さん。ZC6時代には様々なチューニングを試したが、新たな相棒のZD8はノーマル状態の完成度が高く、「イジる必要がないかも…」と思ったそうだ。サーキット走行はもちろん、長距離ドライブにも活用するため「普通に乗っていて楽しいクルマ」を目指していてこれから進化させていくそうだ。

●取材協力:トップフューエル 三重県松阪市中道町500-1 TEL:0598-56-5880

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【関連リンク】
トップフューエル
http://www.topfuel.info

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