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煌めくブロンズカラー
風格と気品をそなえた特別モデル
80年代後半から90年代にかけてチューニングシーンを席巻した名作ホイール“ボルクレーシングGr-C(グループC)”の21世紀バージョンという位置付けで2021年に誕生した「21C」。今や世界レベルでトレンドになりつつあるモデルだが、その最新バージョンが今回紹介する「spec-SR（スペックSR）」だ。
21Cのデザインアプローチは、全体的にTE37Vシリーズに通ずる1ピースの深リム＆ノスタルジック路線だが、その中身には最新の鍛造テクノロジーが惜しみなく投入されていることは言うまでもない。
ディンプル形状を備えた5本スポークというグループCのDNAこそ受け継ぐが、ハイパフォーマンスを支える強度・剛性と、ボルクレーシング最深を誇るステップリムを筆頭に、スポーク裏面にもディンプル形状に沿った肉抜きを施すなど徹底的に性能を進化。さらに、オリジナルが持つフラットディスクと決別した3つのコンケイブフェイスなど、最新の設計思想や技術を惜しみなく注いでいる。
深みやステップ形状に注目してしまうリムフランジだが、真の見所は鍛造1ピースならではのメリットを活かした設計で、応力を受けるポイントは厚く、強度が充分なポイントは薄く…と、コントロールした作り込みだ。
そしてカラーリング。Spec-SRに採用された「シャイニングブロンズメタル」は、ベースにブラック塗装を施した上で超光輝調のブロンズカラーを重ねたスペシャル仕様。見る角度によって色の変化を楽しめる深みが特徴だ。そこに、通常モデルでは選択できない最強の鍛造レトロフューチャーとしてワールドワイドな人気を誇るダイヤモンドカットリムを合わせることで、足元に圧倒的な存在感を与えてくれる。
サイズは18インチの8.5Jから11Jの展開で、フェイスデザインはリム幅やインセット値によって3タイプの異なるコンケイブデザインが与えられる。リムの深さもSからLLLの5段階設定だ。また、P.C.D.が114.3のみならず、100や120までラインナップされている点も見逃せない。
往年のテイストをしっかりと放ちつつ、あらゆる角度から最新の技術や魅せ技を注ぎ込んできたボルクレーシング21Cのスペシャル。80〜90年代ブームやネオクラカスタムにおいて、間違いなくキラーアイテムとなる一本だ。
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●問い合わせ：レイズ TEL：06-6787-0019
●製造元：レイズエンジニアリング
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