目次
開発から一貫の国内自社体制
性能&スタイル両立の高性能エキゾースト
“ロッソモデル”と言えば、「知る人ぞ知る逸品」という言葉がピタリと当てはまるスポーツマフラーだ。
製造している“rosso(ロッソ)”は、29年前にマフラーの製造を開始した歴史のあるメーカーだ。大手総合パーツメーカーのマフラー製造をOEMで請け負いつつ、その傍らで約13年前にオリジナルブランドを立ち上げてロッソモデロを展開。その性能と作り込みは目を見張るレベルで、今やアフターマフラー業界のトレンドセッターと言っても過言ではないだろう。
「これまではコスパ優先で宣伝費もかけず、イベント出展なども皆無。販売方法もネット直販のみとしていたため『安くてそれなり』の海外製品と思われている事も多かったようなんです(笑)」と言うのは、広報担当の鈴木さんだ。
そんなロッソが、ファン拡大を目的に新たな挑戦としてスタートさせたのがモータースポーツ活動。その第1段が、ZC33Sスイフトスポーツによるサーキットタイムアタックだ。
注目すべきは、プロジェクトマシンにも採用されているフラッグシップモデルの“COLBASSO(コルバッソ)”シリーズ。ZC33S用には左右2本出しのTi-Cとシングル出しのTi-Rの2タイプがあり、それぞれに中間パイプまでセットにしたPlusタイプを設定。さらに、別売りのフロントパイプを追加することで、フルエキゾーストシステムが完成する。
2本出しのコスバッソTi-Cは101φのチタングラデーションタイプテールを標準採用。テール部はスライド機構の採用により、装着するエアロなどに応じて突出量を調整できるようになっている。
今ではスポーツマフラーの定番となったチタンテールだが、実はそのパイオニアがロッソ。その豊富なノウハウを活かして様々なカラーのテールをオプションとして用意。特殊な技術で実現した結晶テールは最新スペックだ。
このZC33Sデモカーを峠で試乗した谷口信輝選手は「超レーシーなサウンドをイメージしていたんだけど…めちゃくちゃジェントル(笑) 聞けば、リヤピース交換のみのTi-C(9万6800円)仕様で、ストリート向けの味付けになっているらしいんだけど、この音質は安心感があるよ。静かなんだけど、しっかりチューンドを主張してくれるからね。それと、左右等長化による効果なのか、吹け上がりが全域スムーズ! 大人に似合いそうなモデルだね」と評価。
また、製造メーカーによる直販だからこそ実現できた圧倒的な低価格設定も見逃せない。中間パイプ付きのコルバッソTi-C Plusは12万3200円という驚異的なロープライスを実現しているのだ。「低価格&高品質」を地でいくロッソモデロの製品群、オーナー諸氏はカスタムの第一歩として導入を検討してみてはいかがだろうか。
⚫︎問い合わせ:ロッソ 群馬県富岡市田篠533 TEL:0274-67-5656
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