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早くもレクサスLBXのスタイルアップに着手!

新時代のスポーツマシンを楽しみ尽くせ!
レクサス&トヨタを中心に、幅広いエアロキットを展開している“アーティシャンスピリッツ”。特にLFAやIS Fなどの大排気量パフォーマンスカーにおいては、つねに時代をリードし、多彩なカスタムを提案してきた実績を持つ。そんなアーティシャンスピリッツが現在、注力しているのがLBXモリゾーRRだ。


LBXモリゾーRRは、モータースポーツで鍛えられたGRヤリス/カローラと同様のG16E-GTSエンジンをコンパクトなボディにぶち込んだホットモデルであり、レクサスとして初となる6速MTも用意された新時代スポーツと呼ぶべき1台。アーティシャンスピリッツでも注目し、いち早くエアロの開発に着手、東京オートサロンでお披露目したのだ。

ボディ形状に沿うようにセットされたフロントアンダースポイラーはもちろん、注目してほしいのがサイドダクトを覆うように取り付けられたフロントバンパーガーニッシュ。後方は純正ダクトを活かすデザインがなされ冷却性能を犠牲にせず、アグレッシブなフェイスラインの構築を実現。

リヤバンパーの中央には、フィン形状のリヤセンターディフューザーをセット。レーシーな見た目はもちろん、箱型形状にすることで車体下部へのエア巻き込みを抑制するといった効果も生み出す。

エボリューションモデルのようなスタイルを生み出す要因のひとつが、片側プラス8mmに設定されたオーバーフェンダーの存在。記載変更の必要がないサイズながら、アーチ高を12mm下げることで自然に車高が低く見える、絶妙なバランスと実用性を両立している。


車両後方に伸びやかにつながるリヤゲートスポイラーもスタイルアップに欠かせないアイテム。リヤゲートからフェンダーにつながるラインに沿った3ピース構造で、ハッチの開閉を邪魔せず、なおかつ一体感のあるデザインを採用する。ルーフスポイラーはやや攻めたデザインとしたが、この評判がことのほかいいという。

ちなみに、アーティシャンスピリッツではLBX標準モデルのクール/リラックスに向けてもボディキットを展開している。エッジの効いたモリゾーRRに対し、標準車はミニマイズなカスタムとしてキャラクターの全く異なるエアロパーツを用意しているので、そちらは公式サイトを参照して欲しい。

アーティシャンスピリッツがこれほどまでにLBXに力を入れる理由は、これまで作り続けてきたプライドと“レクサス愛”に他ならない。それがレクサスファンに通じたのか、東京オートサロン2025での発表直後から問い合わせが殺到し、現在はバックオーダーを抱えている状況だというから恐れ入る。

モリゾーRRの話に戻ると、最大の特徴はオーバーフェンダーとカーボンパーツの設定。そして、エアロだけでなく純正比マイナス8.2kgを実現したフルチタンマフラーも用意。あくまでストリートに映えるスタイルの構築が基本ではあるが、機能を追求する姿勢には、米国パイクスピークインターナショナルヒルクライムやフォーミュラDへの参戦経験が生きているのだ。
●問い合わせ:アーティシャンスピリッツ TEL:048-290-1183
【関連リンク】
アーティシャンスピリッツ
http://www.artisanspirits.co.jp