「レーシングドライバーがガチで煮詰めたGRスープラ車高調!」D2ジャパンの最新最強スペックに迫る

レーシングドライバー佐々木雅弘の拘りが満載!

純正からハイグリップまでタイヤを選ばない懐の深さが魅力

ストリート、スポーツ、ドリフト、サーキット、スーパースポーツ、ドラッグ、ラリーアスファルト、ラリーグラベル/スノー、スーパーレーシングと、シーンに合わせた豊富な車高調シリーズを展開する“D2ジャパン”。そんな数あるラインナップの中でも特別なモデルが、A90スープラ用の車高調“MASA-SPEC(24万8000円/全グレード用意)”だ。

その名前からも分かる通り、開発を担当したのはスーパーGTやスーパー耐久、ニュルブルクリンク24時間耐久レースなどで活躍する佐々木雅弘選手。そう、このMASA-SPECはセッティング能力も高いと評判の大人気レーシングドライバーが育て上げた至宝のキットなのだ。

「レバー比の関係もあり、リヤのスプリングレートを高めてトラクションを稼ぐ方向でセットしています。それと、リバンプストロークを伸ばして電子制御の介入が自然になるように拘っているのも特徴ですね」とは佐々木選手。テストステージはスポーツランドSUGOで、参考タイムではあるものの、この足を装着したGRスープラで1分35秒をマークしている。

ダンパーはフルタップ式の減衰力調整36段階で、ストローク量を確保しながら幅広いセッティングが可能な逸品に仕上がっている。なお、GRスープラはリヤダンパーが短いので、ケース長を40mmほど伸ばしているのも特徴の一つだ。

スプリングレートはフロント14kg/mm、リヤ20kg/mm。車高はかなり落とせるが、出荷時は前後とも25mmダウンの設定となる。

フロントにストラット式を採用するGRスープラ用は、アルミ鍛造のピロアッパーマウントを採用。もちろんキャンバー調整も可能だ。

追従性を高めるためにヘルパースプリングを前後とも装着。ヘルパースプリングの長さは前後とも35mmの設定だ。

ショックとスプリングが別体になるリヤで悩むのが、減衰力調整の方法。そこでダンパーロッドの先端横に調整ダイヤルを設け、タイヤハウス内で調整できるように工夫されている。

試乗インプレッションを担当した谷口信輝選手は「マサがセッティングしているだけあって、めちゃくちゃ曲がる。前後のグリップも良く、ステアリングを切ったぶん素直に曲がるからハードなコース(群馬サイクルスポーツセンター)でも攻めまくれる」と絶賛。

続けて「ギャップの収まりも良いし、ロール感とリヤのストロークも絶妙。ラフに扱うと多少タイヤが浮きそうになることもあったけど、裏切られずにギリギリのところで踏ん張ってくれる。ポテンシャル優先のセットアップだから、街乗りで不快感ゼロと言えばウソになるけど、良い足だよ」。

純正タイヤからスポーツラジアルまで、幅広いグリップレベルに対応する懐の深さ。そして驚異的な安定感。GRスープラの走りをより刺激的なものへと仕立てたいオーナーは注目のアイテムだ。

●問い合わせ:D2ジャパン TEL:022-779-6512

【関連リンク】
D2ジャパン
http://www.d2japan.com

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