「この迫力はヴェイルサイドならでは!」伝説的エアロ『フォーチューン』仕様のGRスープラ発表【東京オートサロン2022】

全幅はヴェイルサイド史上最大レベル!

コンプリートボディキットの価格は264万円

他とは一線を画す挑発的かつ優雅なエアロデザインで来場客を魅了していたのが、鬼才・横幕尚宏率いる名門カスタムビルダー“ヴェイルサイド”のGRスープラだ。

「ヴェイルサイドは第二世代GT-Rのイメージが強いかもしれませんが、JZA80スープラも散々やってきました。それもあって、GRスープラは素材としてずっと注目していたんですよね。で、どうせだったら究極系を作っちゃおうと思って、コンプリートの“フォーチュン”仕様にしました」とは、横幕代表。

フォーチュンのテーマは、全身をプロテクトする戦闘服、つまり甲冑だと聞いた。しかしながら、事前のインフォメーションが何もなくこの車両を見たら、それこそ異国の高級スポーツカーと見間違えてしまうはず…。それほどまでに、デザインは繊細にして壮麗なのだ。

フロントマスクは過去作を彷彿とさせるロングノーズスタイルだ。ボンネットからフロントバンパーにかけて彫り込まれたラインが、統一感のある仕上がりとシャープな印象を作り出している。

シリーズ史上最大の2070mm(純正比プラス205mm)というワイド幅を誇るフェンダーは、今作のキーポイントだ。グラマラスな立体的造形ラインとアウトレットダクトが、ピュアスポーツらしい力強さを感じさせてくれる。

リヤのワイドフェンダーとドアパネルを結ぶアウタートリムには“鋲”をセットして和を表現。ヴェイルサイドらしいフィニッシュだ。

流麗な曲線が絡み合うリヤフェンダーのアプローチも独特。純正フェンダーの外側にもう1枚フェンダーをブリッジさせるようなデザインとし、塊感を払拭しながら大幅なワイドトレッド化を実現しているのだ。

そこから繋がるリヤバンパーも、ロングタイプのフィンがディフューザーに繋がって溶け込むように設計。ホワイトとブラックの塗り分けが生むコントラストとともに、リヤビューの攻撃力を高める。

リヤには定番のGTウイングではなく、トランクの跳ね上げを延長し、ダックテール形状を強めるリヤスポイラーを装備。フロントバンパー同様に複雑ながらも抑揚あるデザインで、車両全体にリズム感を生み出している。

足元で存在感を主張するホイールは、ヴェイルサイドオリジナル「アンドリュー」のニューモデル。20インチの鍛造削り出し3ピースというスペックで、PCDに制約のないフルオーダー品とのこと。

ちなみに、このボディキットはプライスも弩級で、フルコンプリート仕様は264万円に達する。あらゆる意味で究極の存在というわけだが、製作過程をインスタグラムにアップしたところ、世界中からオーダーに関する問い合わせが舞い込んだというから恐れ入る。世界のセレブリティ達は、依然としてヴェイルサイドを求めているのだ。

PHOTO:小竹 充(Mitsuru KOTAKE)
●取材協力:ヴェイルサイド 茨城県つくば市真瀬1250-3 TEL:029-838-1104

【関連リンク】
ヴェイルサイド
http://www.veilsidejpn.com/

著者プロフィール

weboption 近影

weboption