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オートサロンの一般駐車場に張り込んでみた!
東京オートサロンの一般駐車場で、ユーザーカーを取材するOPTION2誌の名物企画「パーキングオートサロン」がここに復活!奇抜なメイキングで目を引くカスタムカーから本気のチューンドまで、気になったマシンを独断で紹介していく。
日産 シルビア
例に漏れず、S14シルビアの中古車相場も右肩上がりが続いている。それを考えれば、この防犯対策バッチリの止め方も理解できるというもの。さらに、よく見ればホイールも最近値段が爆上がり中のBCNR33純正…。オーナーも気が気ではないのだろう。
トヨタ 86
随所にカーボンパーツを投入したリッチな86…と思いきや、その正体は86 GRMN。新車価格648万円というプライスが掲げられたガズーレーシングのコンプリートチューンドだったのだ。100台限定のレアモデルなのだが、こういうマシンが集まってくるのもオートサロンならではだ。
ホンダ インテグラ
スポコン全盛期にプチブレイクした、ダンガンレーシング製のバンパーキットをまとった3代目インテグラ(前期)を捕獲。衝撃的な丸目6灯仕様だが、外側の4灯がヘッドライト、内側の2灯がフォグになっていたりする。
日産 フェアレディZ
家族4人でオートサロンに遊びにきたという若きオーナーのS130Z。15インチのロンシャンXR-4に細身のデュアルテールマフラー、そしてレーシングストライプなど、往年の街道レーサーを思わせる仕上がりだ。
トヨタ クラウン
パーキングオートサロンに賞典を用意していたら、間違いなくこのクラウンに授与していたと思う。8代目のGS130型をベースに製作された、ホットロッド感溢れるアメリカンマッスル仕様だ。
オーナーが「バカクーダ」と呼ぶこのマシンは、その名前の通り“プリムス・バラクーダ”をオマージュ。テールランプは本物のバラクーダから移植したもので、グラフィックも実車を忠実に再現していたりする。
ボンネット上にはMr.Gasketのエアスクープもセット。バイク用のアクセルワイヤーを流用し、しっかりとアクセル連動でバタフライバルブが稼働する仕組みも備えている。全方位「ハッタリアメリカンマッスル」というコンセプトを体現した作り込みには、心から賞賛を贈りたい。