「横浜ゴム主催の走行会は一味違った!」アドバンネオバAD09も試せるサーキットイベントに潜入

アドバンネオバAD09の実力を試せる試乗会も用意!

お楽しみコンテンツ満載の走行会

暖かな日差しが気持ち良い春を迎え、多くのクルマ好きが「思いっきり走りたい」とウズウズしているはず。そんな中、3月12日に富士スピードウェイで開催されたのが横浜ゴム主催の『ADVAN Circuit Experience(アドバンサーキットエクスペリエンス)』だ。

これは、9年の沈黙を破ってフルモデルチェンジを果たしたアドバンのスポーツラジアル“ネオバAD09”のリリースに合わせて、広くて安全なサーキット走行の楽しさを体験してほしいという想いで企画されたもの。参加者の応募はインターネットの専用サイトを通じて行われた。

当日は142台のユーザーカーが集結。車種は多種多様で、サーキット初心者はもちろん女性の姿も多く見られた。走行はドライバーのレベルに応じて5グルーブに分けられていたが、サーキット特有の張り詰めた空気など一切なく、全員が笑顔だったのが印象的。ちなみに、参加にあたって装着タイヤの規定はなく、横浜ゴムユーザーには参加費の割引特典が設けられるというシステムだ。

ZN6型の86後期で参加していたのは、サーキットは今回が2回目という“しげちー”さん。愛機は130Rヨコハマでカスタマイズしたもので、憧れの織戸選手のマシンのフルレプリカといえる内容。この走行会に合わせて、タイヤもAD08RからAD09に履き替えてきた。

友達同士で誘い合わせて参加していたのが、180SXの“さゆりさん”とS660の“とみーさん”。どちらもサーキット走行は初体験で「広いコースを走るのは楽しみだけど、周りにクルマがいると思うとドキドキです(さゆりさん)」、「ずっと走ってみたいと思ったので楽しみ。これをきっかけに本格的にサーキット走行を始めたいです(とみーさん)」と、走行直前の心境を語ってくれた。また、初めての走行会としてこのイベントを選んだ理由として「横浜ゴムが主催という安心感と運営がしっかりしてそうだから」とも加えてくれた。

アドバンサーキットエクスペリエンスでは、メインのサーキット走行以外にも盛り沢山のお楽しみコンテンツが用意されていたのもポイント。その一つが、新型アドバンネオバAD09のモニター試乗会。特設パイロンコースに用意された2台のGR86で、なんとアドバンネオバAD09とポテンザRE-71RSの乗り比べが出来たのだ。

そのインストラクターを務めていたのは、レーシングドライバーの澤 圭太選手。自身でもさっそく乗り比べをして「クラスとしては上となるRE-71RSに対してもネオバの性能は素晴らしい。とくにインフォメーション性と縦方向の剛性感が良いですね」とコメントしてくれた。

また、試乗会の参加者代表としてコメントしてくれたのがYU2さん。「普段、GDBに履いているアドバンA050にはさすがにグリップでは劣りますが、新しいネオバは軽快感があって遊ばせてくれるのが良いですね。自宅から履いたままサーキット走行するような人にはお勧めだと思います」と、高評価の様子だ。

一方、パドックエリアでは日本を代表するパーツメーカーがブースを展開。横浜ゴム(アドバン/ヨコハマホイール)はもちろん、HKSやエンドレス、ウェッズ、橋本コーポレーションなどが最新のデモカーやパーツを並べてアピールしていた。

豪華景品が当たる抽選会も見逃せない。特賞はアドバンタイヤ(銘柄は選択可能)の1台分セット!! その他、BBQセットやトロリーバッグなど、走行会の参加費(2万5000円/横浜ゴムのタイヤ装着ユーザーは2万円)を超えるレベルのパーツ&グッズが多数用意されていたのだ。

一般的にメーカー主催の走行イベントは、タイム計測を軸にした『速く走るためのステージ』という印象が強い。しかし、この走行会は『クルマ遊びを楽しむこと』が主目的で、速さは二の次。タイムなど気にせず、いかに参加者が安全にスポーツ走行を楽しめるかを重要視していた。

アドバンサーキットエクスペリエンスの次回開催は未定とのことだが、「こんな走行会なら次はぜひレポートではなく愛車で参加したい!」と心から思った次第だ。

PHOTO:市健治/REPORT:川崎英俊

【関連リンク】
アドバンブランドサイト
https://www.y-yokohama.com/brand/tire/advan/
アドバンサーキットエクスペリエンス
https://advan-ce.jp/

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