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後期型完全対応のボルトオンターボキット爆誕
低中速重視のGT4525と高回転型のGT4135の2モデルをラインナップ
これまでスーパーチャージャーが主力とされてきた感もある86&BRZの過給機チューニングシーンだが、2018年あたりからターボ仕様がグイグイ勢力を拡大。その波を後押しする要因の一つとなったのが、2018年4月に発売されたHKSのGTIIIタービンだ。
これは、2.0Lクラスに最適な新開発タービンを軸にしたHKS渾身のボルトオンターボキット。EXマニや前置きインタークーラーの他、キャタライザー付きのエクステンションパイプも同梱。別売りの大容量インジェクターを装着すれば、最大ブースト圧0.8キロ前後で約330psを狙えるハイスペック仕様だ。
言わずもがな、FA20エンジンを覚醒させるドーピングアイテムとして人気を博したが、適合が前期型のみとなっていたため、年を追うごとにHKSには後期型への対応を求める声が増えていった。
「単純にパイピング変更で後期型に対応させることも可能でしたが、それではHKSらしくない。どうせだったら新しいタービンを使って新しいキットを作ろうとなりまして」とはHKS近藤さん。
コンセプトはノーマルエンジン対応で中低速重視の特性。それを実現しつつあらゆるユーザーニーズに対応するため、HKSでは2タイプのタービンキットを開発した。ターゲット出力250psで低中速レスポンス重視のGT4525と、高回転でパワーが炸裂するオーバー300ps狙いのGT4135である。
どちらも車検対応な上、GT4135で290ps以上を狙わない限り、ノーマルの燃料系&センサー類で対応できるように設計されているのも大きなポイント(クラッチは強化する必要がある)。従来型のGTIIIタービンは補機類の強化が前提だったが、今作は完全なポン付けでブーストパワーを楽しめるわけだ。
設定価格は70万4000円。高効率キャタライザーや専用EXマニなどまで含めたフルコンプリートキットであることを考えれば、決して高額とは言えないだろう。
そんな大注目のボルトオンターボキットが、超お得に購入できるキャンペーンをHKSが期間限定で実施中(HKSビッグパワーキャンペーン:5月25日〜8月31日)だ。期間中にキットを購入すると、もれなくオイルクーラーキット(10万7800円)とエンジンオイル(6L)が無料で贈呈されるのである。
特典はまだ続く。なんと、購入者の中から抽選で4名に“京商製ミニッツレーサー「HKS Gr.A GT-R」”が! そう、運が良ければ精巧なグループA車両のラジコンがゲットできるのだ。
このキャンペーンが適用されるのは、HKSパフォーマンスディーラー各店舗と、HKSテクニカルファクトリー、HKSサービスセンター。施工場所は限られるが、特典の豪華さを考えればこのタイミングを逃す手はない。
●問い合わせ:エッチ・ケー・エス TEL:0544-29-1235
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エッチ・ケー・エス
https://www.hks-power.co.jp