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アメリカンマッスルを目指して育成中!
カスタムオーディオを軸にした室内メイクも必見
様々な型式のジムニーが集結したイベント『ジムニー那須フェス2021』の会場で、圧倒的な存在感を放っていたのが、この20インチホイールをローフォルムで履きこなしたジムニーシエラだ。
ベースはJB74型。オーナーはシエラの独特なフォルムに一目惚れし、デリバリーと同時に購入。以後、「このカタチなら下げてもカッコ良くなる」と、アメリカンマッスルにも通じるようなローダウン仕様を目指してモディファイを進めている最中とのことだ。
エンジンは吸排気系に手を入れたライトチューン仕様。サクションパイプとウォッシャータンクはオーナー自らDIYでグラインダー塗装し、差し色のオレンジが映えるエンジンルームへとブラッシュアップ。
なお、フロントセクションの外装は、ハセガレージのアングリースタイルバットフェイスグリルに、リザルトジャパンのカスタムヘッドライトを組み合わせて個性を演出している。
ホイールはラグジュアリーブランド“ファブレス”のLM-9(10J+15)で、タイヤにはトーヨータイヤのプロクセスC1S(245/40-20)を4本通しで履いている。
ホイールナットもオーナーの拘りポイント。1セット5万円以上というサンダーボルト製チタン合金ナットを愛用しており、写真のオーロラカラー仕様の他、予備としてバーンブルーカラー仕様も所持しているというから恐れ入る。
予備ホイールもファブレスのLM-9で統一。ただし、リヤバンパーに干渉してしまうため、タイヤは未装着の状態だ。
足回りはジムニーチューンの名門“レインボーオート”で製作してもらったダウンサスを投入し、ジムニーらしからぬローフォルムを構築。ダウン量は純正比でフロント50mm、リヤ90mmだ。
テールレンズはフロントと合わせてリザルトジャパン製に変更。マフラーはロゴプレートとチタン調のヒートグラデーションテールが特徴的なトラスト製をセットする。
室内もカスタム度が高い仕上がりだ。オーディオはオーナーがまず最初に手を付けたというポイントで、三菱のダイヤトーンナビに加え、モレルのスピーカー&ツイーター、モスコニのアンプをインストール。Aピラーに埋め込まれたツイーターとアウターバッフル化したフロントスピーカーがハイセンス!
シートは純正だが、リヤまで含めてグレイス製のシートカバーM.I.Cデニムを装着してイメージを一新。
「まだフロントの車高が少し高い状態なので、水平になるまでフロントを下げていきたいですね」と、今後のカスタムプランを語ってくれたオーナー。他とは一線を画す洗練されたスタイルを目指したオーナーのチャレンジは、まだまだ続いていくのだ。
●取材イベント:ジムニー那須フェス2021
TEXT&PHOTO:Daisuke YAMAMOTO