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心臓部はD16A改ターボ仕様で200馬力!
自作サイド出しマフラーが男すぎる・・・
元々はアコードユーロRに乗っていたというオーナー。しかし、事故で壊してしまったため、セカンドカーだったEJ1シビッククーペの改造を開始。そして気がつけばメインカーとなり、街乗りからイベントまでこれ1台でこなすようになったそうな。
真っ先に目がいく赤錆だらけのボンネットは、サンポールをかけて寝かせた3年熟成モノ。その他、サフェーサー吹きっぱなしのリヤフェンダー、そして無数のキズや凹み…と、ワイルドなルックスが超個性的だ。
当て逃げされたのをきっかけに、その傷跡をあえて活かす方向でカスタムを進めたというが、よくぞここまで突き抜けたメイキングを敢行したものだ。
割れたリップスポイラーはアルミの縞鋼板でヤレ隠しをするなど、アイディアも満載。ホイールはSTANCE CONCEPTの16インチをチョイスする。
エクステリアだけで終わらないのが、このシビックの凄いところ。エンジンはD16AブロックにD15Bヘッドを組み合わせた上、友人から譲り受けたSAGAEオリジナルのギャレットターボキットをインストール。最大ブースト0.6キロ時に推定200psを発揮する。
さらに、バンパー横からマフラーをサイド出しにしたり、テールエンドのガイドにはホームセンターで入手した排気ダクトを流用するなど、よくよく見れば至る所に拘りが満載。
室内は非常にシンプルな作りだが、ステアリングはグラントの200φ超小径を選択しているのが実に男らしい。しかも、パワステレス仕様というから超重ステなのかと思いきや…意外と問題なく走れるそうな。
オーナー自らがコツコツと作業して作り上げたEJ1シビッククーペ。まるで1/1スケールのプラモデルのようだ。(OPTION CARAVANより抜粋)