「街乗り4000kmでもこんな状態・・・」GR86&BRZはオイルパン内ストレーナーのメンテ必須か!

エンジンを壊す前に点検を兼ねた清掃を!

カーメイキングレヴューが洗浄サービスをスタート

早くもチューニングが加熱しているGR86&BRZだが、ここにきてとんでもないメカニカルトラブルが表面化している。スポーツ走行を行なった車両を中心に、エンジンブローする最悪の事例が多発しているのだ。その大きな原因が、オイルパン内ストレーナーの目詰まりである。

走行4000kmのAT車のオイルパンから出てきたシールパッキンの破片。

ストレーナーが目詰まりする原因は、はみ出したシールパッキン。実際に千葉県のチューニングショップ“カーメイキングレヴュー”でGR86のオイルパンを開けてみたところ、走行4000km(街乗りオンリー)のAT車でも画像の通り大量の破片が確認された。

「パッキン塗りすぎでしょ。信じられないですね。これ、他の個体でも同じなので、本来ならリコールレベルですよ」とは前塚代表。確かにこれは異常だ。実際にエンジンブローしたケースはサーキットを走った車両に限定(WEB OPTION調べ)されるが、街乗りオンリーだからといって放置していい状況ではない。これを解決するには、オイルパンを外して洗浄する以外に手立てはないのだ。

この事態を前に、レヴューでは5万1485円というプライスでこのストレーナーを洗浄するメニューを開始。24時間の預かり(代車付き)で、エンジンブローの原因を完全排除するのである。サーキット派のオーナーであれば、オイルパンバッフルプレートの追加ついでに洗浄を依頼するのが得策だろう。

なお、現状トヨタおよびスバルからの対応は一切無し。つまり、自分の身は自分で守るしかないのだ。サーキット走行を楽しむためにGR86&BRZを購入したオーナー諸氏は、点検を兼ねて早めの施工をお奨めする。

●問い合わせ:カーメイキングレヴュー 千葉県袖ヶ浦市長浦580-74 TEL:0438-60-3133

【関連リンク】
カーメイキングレヴュー
https://revyou.co.jp/

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