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ソルトフラッツを悠然と走る姿が様になるサポートカー特集
FORD F-350(SUPER DUTY)
2005~2007年の3年間のみ生産された2代目。エンジンは5.4LV8、6.8LV10の他、6.0LV8ディーゼルもラインナップされた。写真は4ドア5人乗りのクルーキャブ仕様で、リヤにワイドフェンダー&ダブルタイヤを備えた“デューリー”だ。
FORD F-250(SUPER DUTY)
クルーキャブで、リヤフェンダーアーチとの位置関係を見る限り、おそらくF-250。ちなみに、現状“Fシリーズ”と言われるのは150だけで、F-250/350/450/550は“スーパーデューティ”と区別される。
CHEVROLET C/K
バッジ違いとしてGMC(GMの商用車系)ブランドでも販売。エンジンは直6、V6、V8で10種類の排気量が用意された。写真は1970年代前半から80年代後半まで生産された2代目の前期型だ。
FORD F-350(SUPER DUTY)
上で紹介してる2代目よりもフロントマスクがいかつくなった2008年以降のモデル。搭載エンジンは2代目と同じで、ミッションは6速MTもしくは6速ATが組み合される。リヤダブルタイヤのデューリーは全幅2.4mオーバーと迫力満点!
CHEVROLET(SILVERADO 3500)
C/Kシリーズの後継モデルで、フォードスーパーデューティの対抗馬として登場した初代シルバラード。写真は、ツリ目ヘッドライト+リヤダブルタイヤから後期型の3500シリーズだ。プッシュバー(板状だが)で、このようにスタートをアシストする。
FORD F-350(SUPER DUTY)
ピックアップトラックでは、北米ナンバーワンの販売台数を誇るフォード。それだけにスーパーデューティを見かける機会も多かった。ソリッドの赤いボディがソルトフラッツに映えまくる!
DODGE(RAM 1500)
フォードFシリーズ、シボレーC/Kをライバルとするクライスラー・ダッジブランドの人気車種。写真は2002~2007年に生産された3代目で、4WDモデル1500シリーズの前期型。この他、FRの2500/3500シリーズもある。
CHEVROLET C/K
上でも紹介してる2代目シボレーC/Kシリーズだが、こちらは角形4灯ヘッドライトを採用した1981年以降の後期型だ。丸形2灯の前期型に比べると、見た目がグッと近代的になる。
GMC(YUKON XL)
シボレータホのバッジ違いモデルがGMCユーコン。2000年登場の2代目には、そのホイールベースを延長したユーコンXL(シボレーだとサバーバン)がラインナップされた。スタイルも、初代の角ばったものから今風に変身。
FORD F-250(SUPER DUTY)
2代目F-250のナローボディ…というか、標準ボディ仕様。見た目的にはデューリーの方が迫力もあるが、プレーンなルックスも捨てがたい。ちなみに、これでも全幅は2mオーバーだ。
GMC(YUKON XL)
白いボディにバセットとおぼしきブラックホイールがキマっているGMCユーコンXL。白だとさらに大きく見えるから押し出し感は抜群! 塩の汚れも目立たなくて良いかも!?
CHEVROLET(SILVERADO)
2代目シボレーC/Kシリーズ=シルバラードの後期型。色褪せた2トーンカラーといい、リヤドア&フェンダー下のサビ具合といい、まさに働くクルマといった感じだ。
FORD F-350(SUPER DUTY)
2代目F-350の標準ボディ仕様。それにしても、やたらと多いフォードのスーパーデューティ系はそろそろ書くことがなくなってきた…。
CHEVROLET(SUBURBAN)
初代の登場がなんと1933年。70年以上の歴史を持つのがサバーバンだ。写真は、その10代目モデル。全長5.65m、全幅2.01m、全高1.95m、車重2.6トンと堂々としたボディに5.3LV8を搭載。ガソリンタンク容量117Lというのも凄まじい…。
FORD F-250(SUPER DUTY)
初代F-250でも、この車両は2ドア=スーパーキャプ。リヤフェンダーはスタイルサイドと呼ばれる標準的な仕様だが、ブリスター風に仕上げたフレアーサイド仕様も存在する。
FORD F-450(SUPER DUTY)
オフィシャルカーもスーパーデューティ。しかもF-450と、シリーズ中、2番目に強いグレードだ。このサイズになると、ピックアップというよりトラックにしか見えない。
オマケ(FORD F-150)
運転席でサムアップするのは、OPTIONグルーブの総帥Dai。実はピックアップトラック好きで、アメリカでの足としてフォードF-150に乗っていたりする。「シボレーでもダッジでもなくて、フォードが良いんだよな」とのこと。これでロサンゼルス~ボンネビル間750マイル(約1200km)を往復だ。
リアルラジオフライヤー発見!
アメリカでは最もポピュラーな子供の玩具として知られ、日本でもよく見るようになったラジオフライヤー。まさか、その実車版があったとは! エンジンはV8。マニアではないため、それがシボレー製なのか、フォード製なのかは不明だ。ATはキャビンでシフト操作できるようロッドが延長されているが、なぜか残っているセレクターレバーが笑える。これが塩の上をのんびり走っている姿は、注目の的だった。
タミヤのラジコンにこんなのありました!
今から40年以上前にタミヤが放った本格的電動オフロードRCカー“バギーチャンプ”。ディティールは違うのだろうが、見た目のイメージは完全にソレだ。塩の上でなく、砂の上で飛んでいる姿を見てみたいものだ。
ゴ、ゴルフカートだよね?
ピットからスタートラインまで4マイルもあるため、ボンネビルでは移動の足が必要。が、のんびり走るならこのくらいで十分。ノーズのエンブレムからヤマハ製のようだ。
フレームだけのチョロQ??
これも移動の足。リヤエンジンで超ショートホイールベース、おまけにカウルがないのだから、乗ったら絶対に楽しいはず。後ろのクルマはパイプフレーム形状を見るかぎり、前転&後転しそうな感じだ。
●PHOTO&TEXT:廣嶋健太郎(Kentaro HIROSHIMA)/ボンネビルスピードウィーク2010より