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キモとなるのは駆動系のパーツチョイス!
OS技研のLSDでVIPセダンもドリ車に変貌
VIPセダンと言えばラグジュアリー志向の作り込みが大半を占めるが、その真逆で、走り、とくにドリフトを追求するオーナーが近年増えつつある。そこに着目したのが、ワンオフマフラー製作で知られる“SENSE BRAND”だ。
SENSE BRANDは、新たにセダンドリフトを応援するための「D-SPORTS」というサブブランドをスタート。それに合わせて、51系フーガをベースにしたデモカーを作り上げたのだ。
ドリ車のキモとなる機械式LSDは、OS技研のスーパーロックLSDを採用。普段の街乗りではエレガントに、ドリフト走行時には安定したロック力と保持という相反する要素を求めて辿りついた逸品だ。SENSE BRANDの結城代表自らOS技研に直談判して製品化にこぎつけたという。
結城代表はスーパーロックLSDの効果について「やはりドリフト仕様なので全く音(チャタリング音)が出ないわけではないですが、驚くほど静かですし、車庫入れ時なども違和感なく乗れます。それと、高速道路での直進安定性も上がって走りがシャキッとしましたね。メリットだらけなので、ドリフト仕様以外にもお勧めです」と好感触を示している。
なお、今回デモカーに採用された51系フーガ用モデルの価格は17万6000円。この他、50系シーマ用(17万6000円)、クラウン用(19万5800円)なども受注が増えているそうだ。
今後は180系〜220系クラウン、120系&130系クラウン、16アリスト、180&200系マジェスタ、20&30系セルシオ、レクサスIS&GS&LS、V36&V37系スカイライン用もリリース予定。セダン愛好家諸氏はOS技研とSENSE BRANDの動向に注目だ。
●問い合わせ:SENSE BRAND D-SPORTS TEL:0467-38-7432
【関連リンク】
SENSE BRAND
http://www.sensebrand.jp/