「新型フェアレディZにヴェイルサイド魂を注入!」カラーはオレンジとブラックのツートン・・・もしかして!?【東京オートサロン2023事前情報】

ハリウッド映画が関係している!?

10mmワイドでどこまで表現できるかに挑戦!

Fortune(フォーチュン)シリーズをはじめ、数々の伝説的なチューンドコンプリートを東京オートサロンでデビューさせている“ヴェイルサイド”が、東京オートサロン2023の目玉として送り込むのはRZ34型フェアレディZだ。

取材時はフロントセクションがカタチになった段階だったが、ボディの造形は全体的にヴェイルサイドらしい曲面で構成され、そこにエッジの効いたアンダーディフューザーを張り出させることでシャープな印象を作り出している。エアロボンネットに描き出されたキャラクターラインも独特だ。

ちなみに、フロントバンパーは約100mmのロングノーズ仕様となるが「ノーズを伸ばすと開口面積が狭くなるから、アンダーリップ部分にダクトを設けてトータルの開口面積がノーマル以上になるよう設計したよ。ブーストアップで500ps出るようなクルマだから、機能性は追求しなくちゃね」とのこと。

フロントグリルは純正をそのまま使えるようにデザイン。ブラックの部分はカーボンで表現し、エンブレムは七宝焼きのヴェイルサイド新作タイプに変更予定だ。

フェンダーは前後ワイド化されるが、拡幅はあえて10mmに留めているのがポイント。これは、業界で蔓延するワークスフェンダー至上主義へのアンチテーゼであり、“保安基準の範囲内でどこまでヴェイルサイドらしさを表現できるか”への挑戦でもある。ブラックアウトされている部分はアウトレットダクトが設けられることになる。

なお、この車両はハリウッドスターのサン・カン氏が“とある映画”で使用することがすでに決定している。つまりは未来の劇中スペシャルなのだ。

「契約上、タイトルは東京オートサロン2023当日まで明かせないけど、カラーはオレンジとブラックのツートンにするよ。まぁ、それだけで分っちゃうかな(笑) 完成を楽しみにしててよ!」と、横幕代表はほくそ笑む。

ヴェイルサイドは、世界中のチューニングフリークたちから注目されているトップチューニングブランドであると同時に、その年のオートサロンを象徴するようなチューニングカーを出展し続けている絶対的な存在だ。

他の追随を許さない、独創的なメイキングから生まれる作品は、今回も間違いなく来場客のド肝を抜く仕上がりになるだろう。

●取材協力:ヴェイルサイド 茨城県つくば市真瀬1250-3 TEL:029-838-1104

【関連リンク】
ヴェイルサイド
http://www.veilsidejpn.com/

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