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排気効率と騒音対策を高次元で両立!
カキモトレーシング謹製のバルブ切替式2WAYマフラーに迫る
エキゾーストパーツとして求められる排気効率と、ストリートカーに必要な静音性。この相反する要素の究極的な両立を目指し、“カキモトレーシング”が開発したのが「バルブ切り替え式2WAYマフラー」だ。
この製品のポイントは、メインパイプの途中に取り付けられた“可変バルブ”と“消音用のバイパス経路”。メインパイプにはフルストレート用と消音用の経路がそれぞれ用意されており、可変バルブの開閉によってどちらの経路に排気を流すかをコントロールするというわけ。
取材車両はドリフト仕様の180SXだが、メインパイプ(80φ)の中間部に細いバイパス経路(50φ)と消音用のサブサイレンサーが確認できる。ちなみに、バルブを閉じた消音モードでも街乗りレベルなら問題ない程度の排気流量は確保しているそうだ。
可変バルブはアクチュエーター制御で、作動条件はエンジン回転数やアクセル開度などで細かく設定することも可能。もちろん、シンプルなリモコンスイッチ操作もアリだ。
なお、このマフラーはワンオフ対応扱いとなり、価格は180SXクラスで20万円〜とのこと。爆音に嫌気が指しているチューンド乗りは、一度カキモトレーシングに相談してみてはいかがだろうか。
●取材協力:カキモトレーシング TEL:072-265-8411
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