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450馬力のスーパーチャージャー仕様で勝負
初参戦でいきなりランキング12位に!
『Attack筑波2021』で熱い走りを見せていた純白のS2000。全日本ジムカーナ選手権やスーパーGTシリーズなどで活躍中の柴田優作選手が代表を務める、チューニングショップ“アルボー”のデモカーだ。
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エンジン本体は、戸田レーシングの2.35LキットにHKSのGTS7040スーパーチャージャーを組み合わせた過給機仕様。F-CON Vプロによる綿密なマネージメントにより、450ps/50kgmを絞り出している。ちなみにこのエンジンは、10年前に製作してからノントラブル&ノンオーバーホールとのことで、耐久性の高さも折り紙付きだ。
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足回りはエナペタル製をベースにアルボーにてセットアップを行なった車高調(F25kg/mm R27kg/mm)を軸に構築。ホイールはアドバンレーシングGT(FR11J)で、タイヤには前後295サイズのアドバンA050をセットする。
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一方のインテリアは、機能を求めたシンプルなメイキングだ。助手席と内装パネルを取り払ってシングルシーター化。燃料タンクは純正から小型の安全タンクにスイッチ。バッフル加工などを施し、助手席位置にマウントして重量バランスを最適化しながらコーナーリング時の燃料の偏りを防止する。
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メーターはAim製のダッシュロガーをチョイス。今後、カーボンダッシュボードを導入してスマートな仕上がりを目指していくそうだ。
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エクステリアは、ボルテックスが時間をかけて開発した『サーキットバージョンII』でフル武装。長年のタイムアタックチャレンジで実績のあるトップフューエルS2000RRのハイエンドエアロをベースに、空力ドライビングの面白さを味わえるものへとリファインした製品だ。
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本番では、シェイクダウン直後だったにも関わらず53秒887という強烈なタイムをマークし、初参戦でいきなり筑波ランキング12位(2021年2月20日時点)の座を獲得。「スーパーチャージャーはNAに近いフィーリングでVTECとの相性も良いんです。まだまだ煮詰めてタイムを狙っていきますよ」とはドライバーを務めた柴田さん。
“速くてカッコ良い”をテーマに進化を続けるアルボーS2000。超大型ニューカマーの躍進に期待したい。
●取材協力:アルボー 栃木県日光市小代292-1 TEL:0288-27-1888
【関連リンク】
アルボー
http://www.arvou.jp/