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ドラスリを履かせた“なんちゃって”ドラッグRZ34!?
BNR34にR35のGR6ミッションを投入!
東京オートサロン2023では、日産自動車ブースの目の前に大型ブースを展開する三重県の“クルウチ”。当然ながら展示車両は日産車オンリーで、日産ブースに面する側にはS30Zやハコスカなどの旧車を並べて“見てクルマを楽しむ派”に向けた構成を計画。そして、ブース側面に向けては、クルウチ流とも言えるディープに作り込んだリアルチューンドの展示を準備中だ。
メインを飾るのは、納車間もない新型フェアレディZ(RZ34)だ。他メーカー&ショップと差別化を図る意味で、デモカーはサイド出しエキゾーストシステムとドラッグスリックで武装。稀有なドラッグレース仕様のスタイルを構築した。
「まだパワーチューニングが出来とらんから、なんちゃってやんなぁ…」と代表の久留内さんは笑いながら話すが、先日セントラルサーキットで開催された“スーパードラッグフェスティバル”に新車状態のRZ34を持ち込んでノーマルの基準タイムを計測するなど、やる気満々。今後は、本格的な直線番長として進化していきそうな気配だ。
水面下で開発を続けている、2ペダルMT仕様のBNR34も見逃せない。これは、R35GT-Rに搭載されるトランスアクスル方式のGR6ミッションをフル移植し、名機RB26DETTを第3世代GT-Rの賢いミッションシステムで駆動させるという夢のパッケージだ。
この他、ブースでは新作パーツ&グッズも多数並べるそうなので、東京オートサロン会場に訪れた際にはクルウチブースに立ち寄ってみるべし!
●問い合わせ:クルウチ 三重県多気郡明和町佐田906-12 TEL:0596-53-0070