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鈴鹿サーキット3分切りの実力を持つワイドボディスペック!
ビートとS660の2台持ちでホンダ軽ミッドシップを満喫
フロント30mm、リヤ75mmも拡大されたM&M製ワイドボディキット装着で、圧倒的な迫力を獲得しているのが“130R”さんのS660。20年以上乗り続けているビートの血を引くモデルということで、2017年にアルファグレードを新車で購入(増車)したものだ。
当初は鈴鹿サーキットを中心にサーキット走行を楽しむためにポテンシャル重視のカスタマイズを進めていたが、オフ会でのインパクトアップを狙ってワイドボディ化。エクステリアの構成パーツはM&Mワイドボディキットの他、リザルトジャパンのボンネットとエンジンフードも装着。角度によって色の変わるハーフマットのペイントは、“Ekishow”によるものだ。
特に拘ったというのが、リヤのスタイリング。スワンネックタイプのGTウイングはクールレーシング製で、86用ウイングとアルファード用ステーを組み合わせている。リヤガーニッシュはノーマルを加工してクリアタイプに変更。迫力のリヤディフューザーは、DIY製作のワンオフ品だという。
もちろん、パワー系もしっかりと手が入れられている。ファンネルタイプのエアクリーナーはSSI製で、サクションパイプはワンオフ品。マフラーはSSIのフルチタンタイプ、オイルクーラーも追加されている。現在はノーマルタービンでHKSフラッシュエディター制御としているが、次なるステップとしてHKSのGT100タービンをリザルトジャパンのLINKフルコン制御にする予定になっている。
「サーキット用だからどこの製品か分からない」というホイールは、フロントが8.0J×15+15、リヤが8.0J×16+0。タイヤはアドバンネオバでフロント195/50、リヤ205/40サイズとなっている。サスペンションはHKSハイパーマックスMAX IV SPだが、スプリングを標準よりハードなフロント8kg/mm、リヤ10kg/mmに変更している。
インテリアも130Rさんの拘りが詰まった部分。メーター周りはデフィのスポーツディスプレイとブースト計を追加。ステアリングに装着されたパドルには、オーディオやクルーズコントロールなど純正ステアリングのスイッチ類が移植されている。これらの配線作業も全てDIYだ。
「ハンドルネームは鈴鹿の130Rでスピンしたことにちなんだものです。実はS660はデビューと同時にかみさん用に1台買いましたが、『サーキット行くから貸して』といったらきっぱり断られたので、仕方なく(!?)増車したんですよね」とか。これからもサーキットにオフ会に、全開でS660ライフを楽しんでください。
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