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修理を機に戦闘力までアップ!?
これが次世代のフレーム修正なんです！
走行会で廃車クラスの大クラッシュを起こしてしまった180SX。前回のコラムでは、千葉県松戸市のAuto Worldさんでの鈑金修理の模様をお伝えしましたが、今回はその先のお話です。
コンマ数ミリの歪みまできっちりと矯正できるボディアライメントのスペシャリスト、マルコさんのファクトリーに180SXを運んで、骨盤矯正を行なってもらったのです！
マルコさんはこの道40年の大ベテランで、これまでに数百台のレース車両や市販車を復活させてきた人物。実は、先日私が参戦しているFormula Drift Japanの最終戦（富士）を見学に来てくれたのですが、選手達の走りを少し見ただけで「ドリ車のボディはもっとココを補強するべき！」と、走り屋が何年もかけて辿り着いた答えをあっさり指摘…。凄い！
さて、最新の3way多機能リフトに乗せられた180SXですが、まずボディを数分眺めたマルコさんは「これは斜め前からこういう角度でクラッシュしましたね」と、まるで現地にいたのかなと思うほど正確な検証…本当に驚きました。きっちりと修理されていても、ボディが衝撃を吸収したわずかな凹みや歪みを見れば判断できるとのこと。
その後、マルコさんは3日間かけてボディの歪みを測定&修正。本来は、エンジンやサスペンションなどを撤去したドンガラ状態で行なうべきなのですが、今回は無理を言って全て装着された状態で作業して頂きました。
当然、闇雲に引っ張ると正しい箇所までズレてしまう可能性があるので、3way多機能リフトを使って動かしたくない場所・動いてほしい場所など、固定する箇所を確認しながら引っ張っていきます。作業の模様はYouTubeにUPしているのでそちらもぜひ見てくださいね！
ちなみに、こちらのリフトはFDMというイタリアのメーカーから発売されている業界最先端の多機能リフトで、マルコさんが開発にも携わっていたりします。マルコさんいわく「日本でこのレベルのボディアライメントを行っている所はない」とのこと！
私のように大きなクラッシュをしてしまった人、そもそもクルマが古いのでレストアしたいオーナーの皆様！ 測定は1台30万円〜で可能です。車種や年式、事故歴、競技車両など、状態によって価格は変わるそうなので、ボディアライメントに興味がある方は（bens.select@gmail.com）までお問い合わせください！
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