「アルトワークスの最強ブレーキシステム爆誕」キャリパーキット&アルミドラムで大幅な容量アップ!

コントロール性にも配慮された拘りのデザイン!

チューンド軽の戦闘力はブレーキで決まる!?

元々のパワーが低い現行アルトワークス&ターボRSは、チューニングを進めていくとノーマルブレーキのキャパシティをすぐに越えてしまう。そこで開発されたのが、軽カーチューンを得意とする“KCテクニカ”と、老舗ブレーキブランド“アクレ”が共同開発したキャリパーキットだ。

キャリパー本体は表側と裏側の双方に2つずつのピストンが配置される4ポットタイプで、275mmローターとのセットだ。キャリパーボディはアルミ削り出しとし、ローターもベンチレーテッドタイプを採用することで放熱性能を徹底追求している。また、このキットは純正ホイールの装着が可能なサイズ設定という点も見逃せない。

そんな高性能ブレーキットキットと組み合わせたいのが、ハヤシレーシングとのコラボレーションで誕生したリヤのアルフィンドラム+専用シューのセット。前後のブレーキバランスを最適化できるだけでなく、フェードやベーパーロックといったトラブル対策にも効果的だ。

アルフィンドラムはノーマルのブレーキシューも利用可能だ。しかし、磨材を研究して作り上げたKCテクニカオリジナルのシューなら、サーキットでの連続走行にも負けない安定したブレーキ性能を手にすることができる。

ちなみに、アルフィンドラムは放熱性の高さだけでなく、大幅な軽量化が可能になるという点もメリット。実際に単体の重量を計測してみたところ、純正が2.83kgなのに対してアルフィンドラムは1.53kgと、左右で2.6kgも軽くすることが可能だ。

価格は1ピースローター同梱のキャリパーキットが29万8000円、2ピースローターのキャリパーキットが35万8000円。アルミのドラムセットは5万9500円だ。対応車種は現行アルトワークス&ターボRS、NAモデルの全グレード。ハイパワー志向のオーナーやサーキット派には要チェックのアイテムだ。

●取材協力:KCテクニカ 京都府宇治市槇島町目川6 TEL:0774-28-5075

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