「ブレーキシステムもフルオーダーメイドの時代か!」容量を最適化した車種専用キャリパーを提供【東京オートサロン2023】

後付けキャリパーでもトラブルフリーに!

ワンオフオーダーは70万円から

埼玉県に店舗を構える気鋭のチューニングショップ“UNPARALLELLED(アンパラレルド)”は、GR86と共にオリジナルの鍛造ブレーキキャリパーシステムをアピールしていた。このキットの魅力は、何と言っても「車種専用設計」であることに尽きるだろう。

「純正のキャリパー本体、ピストン径、ローター径、マスターシリンダーなどを計測。そのデータを元に、最適なサイズのキャリパーを設計することで、交換後の容量過不足によるタッチの違和感やブレーキバランスの悪化をシャットアウトします。それが専用設計のメリットですね」と話すのは代表の根來(ねごろ)さん。

展示車両のGR86は、フロントに6ポット、リヤに4ポットのキャリパーをインストール。女性オーナーの好みを反映して、キャリパー本体とベルハウジングに刻まれるブランドロゴは、ピンクのカスタムカラーとしているのもポイントだ。

キット価格は前後セットでおよそ70万円〜となっており、ターゲットステージや求める仕様によってプライスは変動するとのこと。決して安くはないが、オンリーワンの理想的なブレーキシステムが手に入ると思えば十分アリだろう。

PHOTO&TEXT:長谷川実路
取材協力:UNPARALLELLED 埼玉県入間郡三芳町上富1493-1 TEL049-265-3998

【関連サイト】
UNPARALLELLED公式Twitter
https://twitter.com/unparallelled_1

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